俺の親友はふざけたやつだ。違いない。

そんないかれた親友はよく俺にふざけて(きっとそう)セクハラをしてくる。

ふざけてんだよな。そうだよな
俺もふざけるのは嫌いじゃないし、好きだ。けど自分がされるのは嫌だ!

いや、それ以前だ

「....」
「ええケツや」

悲しい事に、もう慣れたから、すれ違いざまにケツを叩かれても

あまりにナチュラルにかつ大胆に、ぐわしっと掴まれても、動じなくなった。

勘違いするな。それほどしつこくけしかけられた結果だ。

もういいや。つって

どんなに怒られてもめげないから、なんかもう、それほどの俺のケツへの飽くなき執念に完敗した。

というわけで俺は今、親友にケツを揉まれています。

「たまらんな」

ん?俺だけってか

「この、手のひらに収まるジャストな感じ?」

この通り 俺のケツが白石にとってジャストミートだそうだ。

「そんで、この弾力があるんやけど引き締まってる感じ?」

揉みながら真顔で話すな。変態くさいぞ。あ、変態か 変態だ

「ちょっとむちってしてる言うんか...。謙也お前、ええカラダしとるな」

やめれ!

「ん、謙也、お前痩せたか?」

お気遣いありがとう

ケツで俺の体調が解るのね。ケツでお話してるみたい。

「これ以上痩せるんやないでー。心配や」

し、白石
お前

「この程よいむっちり具合が黄金比率なんや」

コイツほんまもんの変態や

おっぱい星人のケツバージョンや



うっかり他人のネタを取ってしまう俺はきっと明日も明後日も


お前にケツを貸すのだろう

「エロいなそれ」

読むな心を







これでも親友

2012/11/12

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