【 デイトリップ 】
退屈と腐れ縁 それだけさ 確かロボットの名前だったか
素晴らしいくだらない若者は オリーブの実る南の町を指した
記号をギリシャの神話から 盗んだ彼は海を渡り
ストロウベリーの風が吹いた 羊の丘には錆びたベッド
平和のコルク シャンパン撒いて 少年少女が駆けていった
日曜日 ブランケット 小銭を持って
タバコは三本 ランドリーまで
夜明けを待たずに走り出した
バイクはいうまでもないピーキー
明け方 ファミレス 東の窓 鳩が飛んでいく 愛の光
ベルベット寝転んで仰げばヘヴン 青い写真が沖へあがった
赤いポストに届くたより
どこか出かけようぜ
そして旅は続いていく
見慣れた顔に会いたいだけなのさ
未来は僕らをおどかそうとして
きっと隠れているのさ
ラララ デイトリップ
夢を見ていよう