カメラ越し
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とある一軒の薄暗い部屋に1人の女性と2人の男性がいる。彼女はこの後、自分自身に何が起こるのか気づいてもなかった。
ベッドに座り何でこんなところに?と男達を見るのは名前でこの家の主のお相手名前は偶然に再会し連れてきたのだった。
『……ここどこ?』
「何で不思議な顔してるんだよ。」
「わかんねー、普通、怯えるんじゃない?名字って本当に天然なんだ、全然、変わってない。」
「まぁ、いいや、はじめるか。」
『きゃっ!?』
何が起きたのかわからず名前はキョトンとするばかり、お相手名前は彼女をベッドに押し倒した。
「覚えてるか?俺たちが両思いだったこと。」
『覚えてるけど…。なんか怖いよ、お家に帰りたい…。』
「…………わかった、帰りたかったらいうこと聞いてもらうからな。」
いうこと?と名前は不思議に思いお相手名前は友人に目配りし彼女の身体を触り始め、友人名前の手にはカメラがあり2人を映す。戸惑う彼女はどういう事かとお相手名前に言った。
『これ、どういう事なの?』
「もしかして言ってないのか?」
「あぁ、言うの忘れてた。」
名前の耳元で囁いたお相手名前、理由を聞き身体が強張る。
『つまり変なビデオ作るために連れてきたわけ…?』
「変なって…、Hなビデオな(笑)」
やめてと名前が暴れる、仕方なくカメラを持ちながらも友人名前も加わり彼女は涙ぐんだ。