なさそうでありそうな話 | ナノ


  灰色の影


ある夜11時すぎ、いつもは自室で就寝している時間。
その日だけは違った。見たい番組があり見終わって自室に戻る時、廊下の電気もつけずに戻ろとする。


私「…!?(あれ?なんかいる!)」


私の目の前には灰色のモヤモヤした人の型をしたものがうっすら見える。それは私が見えてるのか確認するように腕を振っているよな素振りをしている。


私「(うわ!?ヤバい…、早く戻ろっ。)」


ドタドタと階段を一気に上りきって思い切って後ろを見る。


私「…っ!?」



いなくなってほしいと思い見ると階段の下にやつが私を見ているように見えた。

やつを見た夜、背中がぞわぞわして怖くて電気をつけたまま寝た。
あれは一体何だったんだでしょう?
家族に話したら見間違いだと言われました。




終わり。

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