05.オルゴール(9/9)
『はぁ…、びっくりした。すみません、それでどうしたんですか!?』
「今日、潜入する事伝えたくて。」
机にオルゴールを置き、潜入の事を思い出し名前は気をつけてと言う。
『どこに犯人がいるか分からないですから慎重にお願いします。」
「えぇ、わかっているわ。」
じゃあね、と絢音からの電話が終わりさっきの音のもとを探る。
『さっきの音は一体?』
オルゴールのふたをあけるが変わりがなく閉めようかとふと思った時、何かが見えた。
『え!?まさか、これ。』
いつのまにか来た上司に見せると、底に何かがあるらしい。
「これは底の下に何かあるな、開けみろ。」
『はい!』
慎重に板をとり、中からは音の正体が現れた。それはメモリーカードだった。
つづく。前ページ次ページ ‐166‐
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