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お相手は学生リドルさんで、主人公は、リドルと人気を二分する男の子で、反対にグリフィンドール生。
主人公の性格は、どっちかっていうと俺様で悪戯好きで、男の子だけでギャアギャア騒いでるのが好き、だけど別に女の子がいても全部まとめて楽しむタイプ。
リドルも主人公も、顔も魔法も勉強も全部同じくらいの実力だけど、反対のタイプ。


「トムは本当に素敵よね、笑った顔が優しくて…」
「あら、笑顔なら名前くんの方が男らしいわ」
「けれどリドルの方がずうっと紳士的よ?」
「名前くんはエスコートというより、グイグイ引っ張っていくタイプなのよ!もう、どこまでもつれてかれたい…」
「ああ…二人が仲良くしてるの見てみたいわ」
「確かに、お互い話してるのは見たことないけれど…そんなの目の保養を通り越すわよ!」


魔法、薬、学?とかの授業では、リドルも主人公も、出来上がる時間は同じ。
周りより飛び抜けて早く、飛び抜けて完璧。
でも主人公の方は悪戯してあって、時間が経つと爆発したりと仕掛けしてあったり。


「今日は交流を兼ね、グリフィンドールはスリザリンの生徒と、また逆も然りでペアを作り、完成させましょう」


ででで、そんなある日、くじ引きとかまあまあ適当な組み合わせで、リドルと主人公がペアになる。
周りの女の子がキャアキャア言うなか、リドルが偽物の笑顔はりつけて


「よろしくね、名字」
「……」
「君は成績優秀だから、この実験も簡単に…」
「うるせえな、胡散臭い笑顔で話しかけてくんじゃねーよ。どうせこの実験だけなんだから、取り繕う必要ねえだろ」
「……」
「ハッ、顔強ばったぜ?」
「…!」


完成したペアから教室を出ていって良くて、同じグリフィンドール生に笑いながら出ていく主人公が、人気のない場所で、壁に押しつけられる。


「っ…」
「ねえ、名字、いつから、気がついてた?」
「くそ、テメェ、離しやがれ!ひょろっこい身体しやがって意外と力強ェとか…ウゼェ!」
「華奢なのは君の方だろ。で、いつからだい?」
「いいのかよ、もう関わんねえ奴に本性見せて」
「君は…とことん話を聞かないね」
「ンだとこら。大体話し合う体勢じゃねえだろ!」
「まあ、いいや。本性云々も、良いんだよ」
「フーン…もう猫かぶりやめたわけ?」
「いや?君とはこれからも関わっていくから、ね」
「……ハァ?」
「よろしく、――名前」


で、それからまあ色々とあって、女子の中で「リドルくんと名前くんなら…イイかも!」なんて噂が飛ぶようになる。


「おいこらリドル、ツラ貸しやがれ」
「やあ名前、君から会いにきてくれるなんてね、すごく嬉しいよ」
「最初で最後に決まってんだろハゲ」
「心外だな、僕はハゲてないよ」
「ウゼェエエ!真面目に返してくんのウゼェエエ!しかもコイツの場合全部分かってやってんのがウゼェエエ!」
「で、どうしたの?」
「ああ、そうだ……お前が俺につきまとうから!変な噂が立ってんだよ!」
「へえ、どんな?」
「っお、俺とお前が…つ、付き合ってる、とか」
「……まあそうすれば、うざったい女共も近寄ってこないかな、とね」
「確信犯か!女どころか誰も寄ってこなくなるわ!」
「良いじゃないか、僕は君と二人だけがいいな」
「なにを気色悪ィこと…」


「キャア!今の聞いた?」
「聞いた聞いた!」
「名前×リドルなのね!」


「…なっ、か、き…」
「名前、それ何語?」
「うるせえ!まっ、また、また変な噂が…!」
「今のは僕も心外だ」
「……」
「リドル×名前に決まってるじゃないか」
「リドルゥウアアア!」


ちょっとまた長くなりましたんで2個に分けます!
読んでやろうかなという神な方、どうぞ読んでって下さいまし!


2011/08/27 17:36 (0)