千秋×結汰



「結汰ー今日、暇?」

「今日…?今日は委員会があるはずだけど…」

「そっかー…」

「?どうかしたの千秋…」

「いや、なんでもない!…じゃあ今日は…っちゃんと……うかな…」

「(━今小声でなんか…)誰ちゃんだって?」
「え?みっちゃんの事?」

「(━みっちゃん…?水樹ちゃん?いや、美咲ちゃん…?でもきっと女の子…)」

「?結汰?おーい、ゆたー?」

「あ、今日は委員会が中止になったんだっけ」

「え?まじで?」

「うん…(嘘だけど…ちーが女の子と一緒にいるよりかはマシだよね…)」

「じゃあウチで映画見ねぇ?新しいDVD借りたんだー!」

「映画?…うん、いいよ」

「やった!じゃあ早速行こうぜ!」

「わっ…ちょっと、ちー引っ張らないで!」

「だって超楽しみでさっ!」

「わかったから…!」





「たっだいまー!さ、ゆた入って!」

「…うん」

「あ、みっちゃんただいまー!」

「……ちー、みっちゃんってもしかして…」
「ん?そう、ミミナガウサギのみっちゃん」
「(━ぬいぐるみだったの…!)それ、ロップイヤーって名前があるんだよ…」

「そうなのか?まあ早く見ようぜ!」

「(━紛らわしい…でも、女の子じゃなくてよかったかも…)」






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