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そこらに流れてる失恋した歌みたいなこと、実際にあるわけがないって思ってた。
共感している子はみんな夢見てるとすら考えてた
「大切なものは失ってからやっと気づく」失わなきゃわからない位ならそんなの大切のうちに入らないって。

有り得ないと思っていたから
だから私は、失った
この世で最も大切にしなきゃいけない存在だったのに

すがることすらしなかった。
馬鹿みたいに格好つけて、


お願いよ、離れるならあなたと過ごした時間も記憶も何処かへ連れてって


あいしてる
(その言葉すらもう届かない)







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