ガクプリ(山吹)
君が困らないといいけれど (清純×静)
好きだよ。
そう告げた時、言葉はじんわりと胸に広がって身体の隅々まで浸透していって。
あぁ、俺ってやっぱり彼女のことが好きなんだな、って改めて自覚した。
私も、です。
そう告げられた時、はじめは言葉の意味なんて理解できなかったけど。
耳から伝わった君の声が、同じように身体の隅々まで浸透して。
理解した時には、いつもみたいにラッキーなんて言う余裕もなくて。
嬉しくて、嬉しくて。
笑うことしかできなかった。
こうなってみて改めて思ってみると。
多分、これが俺の初恋、なんだよね。
だからってわけじゃないけど。
こう・・・我慢できないって言うか。
ブレーキのかけ方がわからないって言うか。
本当はキスだけじゃなくて。
もっともっと触れ合いたい。
まぁ、そういうお年頃だってのもあるんだろうけど。
君がまだ・・・なのは、なんとなくわかってるから。
それはもうちょっと我慢するから。
だから・・・
「ね。キスしてもいいかな?」
まぁ、何が言いたいかっていうと、
ちゅーは我慢せんぞ!と言いたいだけなのです。笑
2012/09/09
離れ離れの時間 (清純×静)
今日は楽しかったです?
それとも、
今日はすっごく楽しかったです?
ありがとうございました?
また、行きましょうね?
清純先輩と一緒に出掛けた、その夜に。
先輩に一言・・・というか、二言・・・三言、四言?
メールを送りたいのに、なんて送っていいのかいつも迷ってしまう。
やっぱり、メールよりも電話の方がいいかな・・・
もう、家に着いた頃、だよね?
壁にかかった時計を見上げて。
家の前で見送った先輩の背中を思い出す。
電話に・・・しようかな。
声、聞けるし。
ごろんとベッドに寝転がる。
天井にかざすように携帯を持ち上げて。
アドレスから先輩の名前を出して。
番号を押すか、メアドを押すか。
悩んで、悩んで、悩んで。
「決めたっ!」
そう言った瞬間。
携帯画面に先輩の名前と電話のマーク。
それに聞き慣れた着信音が鳴り出して。
私はベッドから飛び起きた。
ひっさびさの更新は、キヨ静でした〜
もう少しで誕生日なので何かお話書きたかったのですが、思いつかなくて・・・
短文にしちゃいました・・
ごめんよキヨ。
でも愛はてんこ盛りってことで、糖分多め(なつもり)で書いてみましたっ!!
2012/11/18
記念日には (清純×静)
「プレゼント?」
「うん・・・。何を渡せば喜んでくれるかなぁ、って。」
「そんなの・・・」
「ねぇ?」
「何?」
「彼氏さんの部屋で。」
「こう、首とかにぐるっとリボンを結んで、ね。」
「うん。私がプレゼント〜とか、どうかな?」
「そっ!そんなことできませんっ!」
「え〜、絶対喜ぶと思うよ〜?」
「右に同じ。」
「無理ですっ!」
「喜ぶよ?」
「ねぇ?」
「無理だってば・・・」
「ふ〜ん?」
「そう言いながら語尾が弱くなってきてるよね?」
「もう一息な感じ?」
「だね。」
「だね、じゃないよっ!」
「喜ぶよ?」
「喜ぶよ〜?」
「だからっ―――」
「喜ぶのに。」
「絶対だよ?」
「む、無理だってば〜!!」
仲良し3人娘なお話を書いてみたかったんです。笑
イメージ的には、元祖(笑)ドキサバのヒロイン2人な感じで。
静ちゃんとあの二人って合うとおもうんですよね。。。
キ、キヨ、関係ない・・orz
2012/11/20
明日が来る前に (清純×静)
夜の11時半。
電話をかけるには遅い時間。
メールするのも気がひける時間。
キミに会えるのは。
キミの家まで迎えに行ったとして。
どんなに急いだとしても、後8時間は会えない。
あ〜。
な〜んで、こんな時間にキミのこと思い出しちゃうかな。
こんな時間。
会えないし、声も聞けない。
メールしたら・・・
返事はきっと来る・・・と思うし。
電話したら、きっと眠そうな声を一生懸命隠して出てくれると思う。
でも、今頃夢の中かな〜とか。
その夢にオレが出てたりしないかな〜とか。
そんなことを考えてると、起こすのも可哀想で。
でも、やっぱり声が聞きたくて。
今度キミの残してくれた留守電のメッセージを残しておこうか。
なんて。
携帯をいじりながら。
日付を跨いでも、ずっと。
キミのことを考えてる。
すみませんっ。。。
思うようにお話書けなくて・・・
絶賛リハビリ中です(-_-;)
2012/12/17