ガクプリ(青学)
淋しいときには (リョーマ×静)
「素直になればいいのに。」
そんな事言っちゃって。
本当に素直に言ったら困るくせに。
「リョーマくんこそ素直になれば?」
「静が本音を言ったら、ね。」
お互い譲らない、頑固者。
「ねぇ、静?」
「なに?リョーマくん。」
「俺が海外行っちゃったら淋しい?」
「淋しいって言ったら?」
「抱きしめて、キスして、行くのやめる。」
「じゃあ、絶対言わない。」
「そう言うと思った。」
淋しい、よ。
本当はすごく淋しい。
だから―――
どうしても・・・どうしても淋しくて、我慢できなくなった時には、そう言うから・・・
その時は、帰って来てぎゅってして?
なんて、やっぱり言えない。
ガクプリ・・・最初は誰にしようか迷ったのですが、
(キヨにするかリョーマにするか。←二択かよ。笑)、リョーマにしてみました!
今はちっこい(←)けど、高校生くらいになったらグンと背が伸びて男前になってるんだろうな〜
とか考えて、高校生くらいの二人を妄想して書いてみました〜!
2012/08/07
そのひとは誰 (国光×静←?)
テレビに出てるアイドルにはしゃぐ、あの感覚に似てる。
恋愛感情なんて、ない。
話したことなんて一度もないし。
きっと向こうは私の名前すら知らないだろうし。
ただ、なんとなく。
クラスの友達が「かっこいい!」って興奮してるその熱に感化されて、
一緒になってはしゃいでただけ。
成績は優秀。
テニス部の部長で、生徒会もしてて。
背が高くて、いつも眼鏡をしてて。
で、ちょっと無愛想。
そんな誰でも知ってることしか知らない、私。
遠巻きに見て、それ以上踏み込んで知ろうとはしなかった、私。
恋愛感情なんて、全くなし!
そう、思っていたのに―――
長い夏休みが明けて、またいつものように友達とテニス部を見に行ったら。
そこにいたのはいつもの彼、じゃなくて。
見たこともない表情を見せる彼だった。
そんな彼を見上げて微笑んでいるのは、見たことのない女子生徒。
他のテニス部員たちは、そんな二人を見てにやにやと意味ありげに笑ってる。
「・・・かの、女?」
無意識で漏れた言葉に、隣にいた友達が大声で反応。
だけど、何を叫んだのか分からなかったし。
聞き返す気にもならなかった。
何も考えられなくて。
二人の姿から目をそらすことすら、私にはできなかった。
手塚はぐいぐいくる感じじゃなくて、こっそり想う隠れファンが多そうだな〜って妄想からこんな短文に。
無愛想だけど優しい手塚に惚れてる子はきっと多いはずっ!
とかニヤニヤしながら書かせていただきました。笑
2012/09/11