兄貴が私で私が兄貴

※藍李13+飛龍13=計26台詞
※生掛け合い用脚本だったもの・・・


☆タイトルコール
飛龍「創作短編VD兄妹」

藍李「兄貴が私で私が兄貴」


※朝起きたら体が入れ替わってました。以下、妹の台詞を飛龍、兄貴の台詞を藍李が担当

 妹01「ふわあ(欠伸)、よく寝た。・・・あれ?え?うそ、何これ?私・・・じゃない。この鏡に映っているのは・・・兄貴?」

兄貴02「んー・・・眠い・・・。」

 妹03「兄貴、いつまで寝てるの!?大変なの、早く起きて!」

●BGMフェードイン

兄貴04「・・・んー、何だよ俺・・・。朝からうるさいな・・・って、え?」

 妹05「やっと起きたの?ねえ、これ何!?二人の体が入れ替わるとか、本当意味分かんないんだけど!これ、一体どういうこと!?」

兄貴06「いや、それは俺が聞きたい。なんで俺の体でお前が喋ってるんだ?」

 妹07「何度も同じこと言わせないで!起きたら兄貴と体が入れ替わってたの!」

兄貴08「・・・ってことは、これは藍李の体か・・・。」

 妹09「もう!このままじゃどこにも行けないし何もできないじゃない!・・・どうしてこうなったんだろう・・・。兄貴、昨日の夜私に何かしたでしょ!」

兄貴10「何で俺がそんなことするんだよ!」

 妹11「だって・・・。」

兄貴12「だって?」

 妹13「兄貴、変態なんだもん・・・。」

兄貴14「・・・はあ?」

 妹15「わ、私知ってるんだからね!兄貴、ベッドの下にいっぱいえっちな本隠してるでしょ!」

兄貴16「何でそれを・・・!?というか、お前勝手に俺の部屋入ったのか!?」

 妹17「部屋掃除しといてって頼んだのはそっちでしょ!もう・・・こうなったのも絶対兄貴のせいだ・・・。」

兄貴18「それとこれとは関係ない気がするが・・・。うーん・・・。正直俺も何も心当たりがないし、とりあえず・・・。」

 妹19「とりあえず?」

兄貴20「もう一回寝るか。今度は一緒に。」

 妹21「ええ?何それ!?」

兄貴22「寝て起きたら体が入れ替わってたんだから、同じことしたら戻るだろ。まあ、なるようになるさ。おやすみ。」

 妹23「あ、ちょっと兄貴―!!・・・もう、勝手なんだから・・・。おやすみなさい。」


●BGMフェードアウト

※以下は普通通り妹の台詞を藍李、兄貴の台詞を飛龍が担当

 妹24「後日。起きたら二人の体は元通りになっていました。」

兄貴25「・・・しまった。あの時もうちょっとよく体観察しとくんだった・・・。」

 妹26「もう!兄貴のバカ!!」

●SEオチ(ちゃんちゃん)


END



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