コンマ零1秒未満の世界



それは本当に、些細な言葉。










「チャオです夜空サマ。お迎えに上がりましたー」


いきなりの声に、びっくりした。


「・・・フラン君、早いね?」
「えぇー・・・ミーはまだ君付けされてたんですかー? ソレ止めてください、何かカユいですー」


そう言ってそわそわと視線を逸らした彼に、くす、と小さく笑った。






コンマ零1秒未満の世界






何笑ってんですかー、と無表情で拗ねるフラン君。何でもないよ、そう呟いて―――手に持ったままだったドライヤーのコンセントを差し込んだ。スイッチを動かして温風設定にし、そのまま髪を乾かしていく。


「・・・あのー、夜空サマ?」
「?」
「ミーが言うのもなんですけどー・・・女性って、今みたいな状況になったら普通悲鳴とかあげませんー?」
「そうかもね」
「うっわー軽ーい」
「でも私はそんなに気にしないかな・・・下着姿なら兎も角」
「いま下着と大差なくないですか」
「キャミソールとショートパンツ、ちゃんと着てるよ」


じゃなくて露出度の話なんですけどー。そう言ってうんざりと溜め息をつかれた。
でも、そんな事言われても困る。・・・この程度で悲鳴上げるほど、女の子な精神を持ってるつもりはないし。


「ま、別にどーでもいいですけど。目の保養になるしー、師匠にも自慢できるしー」
「保養になるかどうかは頷きかねるけど、程々にね」
「尽力しまーす」


ぴ、とダルそうに敬礼したフラン君を確認、また鏡の前に立つ自分に向き直る。
中学生の時よりも、随分と髪が長くなった。背中へと流れる黒髪はまだ少し湿っていて、乾いては来たけれど、まだ水気を帯びている。櫛で梳きながら丁寧に乾かしていくと、ふと視線を感じて手を止めた。


「・・・どうかした?」
「いえ。ただ、いいにおいがするなーって」
「そう? シャワー浴びた後だからかな」
「えぇえー・・・」


また顔を顰めたフラン君。


「ちょっとボンゴレ十代目に同情です・・・」
「? 何で?」
「いやだって・・・『コレ』じゃあなー」
「・・・?」


ちら、と一度視線を向けられて、ふっかーい溜め息。


「ちょっとは警戒心持った方がいいですよー。見知らぬ野郎にヤられても知りませんよ、ミーは」
「大丈夫だよ、独りで逃げられるから」
「なんて勇ましい思考回路持ってんですか・・・じゃなくて。ここは、語尾に星とかハートとかつける勢いで『ツナヨシが助けに来てくれるから大丈夫』ってノロケるところでしょー」
「ふふふ、何それ。そこまで夢見てないよ」
「(本気でボンゴレが可哀想です・・・)」


棒読みの台詞に思わず笑うと、何やら失礼な聲が聞こえてフラン君を一瞥した。「え、何ですかー?」と首を傾げる彼は、きっとその聲が聞こえていたと判っているはずなのに、こうやっていつも恍けてくるからどうしようもない。


「・・・まぁ、いいや。それにしても、急かさないんだね」
「―――は? 急かすって、何をです?」
「私。君がここに来たってことは、ヴァリアーのみんなは大体準備できたってことでしょう? XANXUSとか、頭の中に『待つ』って言葉なさそうだから、急かさないのかなって」
「(ボスすげー言われ様ー)あぁ、まぁそーですけどー」


てゆーかうちのボスを呼び捨てって、毎回思うんですけどすごいですよねー。
そう呟いてから、フラン君は更に続ける。


「基本、女性を待つのって男の仕事じゃありませんー? 我ッが侭なダブリューさんのお陰で、待つのだって慣れっこですしー」
「・・・・・・・・・」


意外な言葉に、思わず手を止めた。
じ、とフラン君を見返すと、不思議そうに首を傾げてくるカエルの頭に―――静かに、笑う。
頭上にハテナマークを浮かべる彼に構わず、もう一度鏡を一瞥。髪はもうほとんど乾いてきたから、いいかな。手で梳いてみると、まだ少しだけ湿っているけれど・・・これくらいなら、気にしないで大丈夫だろう。
コンセントを引き抜いて、コードを纏めながら囁くように小さく口を開く。


「私ね、」


そう前置きしてから、頬を緩めた。


「君や、君の師匠さんのそういうところ、すごく好きだよ」


無意識の優しさって、とても心が温まるから。
綱吉は、こういうときは困った様な表情をしながらも待ってくれて、何時も申し訳なく思う。でも、彼らみたいに「暗黙の了解」で黙って待っていてくれると、すごく嬉しくなる。ありがとうって、言いたくなる。
綱吉には、「ごめんなさい」だけど、彼らには「ありがとう」かな。そう思ってクスクスと笑うと、―――はぁ、と小さい溜め息が聞こえて、改めてフラン君を見た。
・・・口元を隠して顔を逸らす彼は、何処か可愛らしい。


「本格的にボンゴレが可哀想になってきました・・・」
「・・・莫迦にしてるの?」
「まっさかー」


無表情で「くはー」と笑った彼のカエルをべしっと叩くと、カエルが潰れたような悲鳴が聞こえて、もう一度笑った。






* * * *






今夜、パーティがある。フラン君は、そのお迎えだった。
忙しい時期に招待されたパーティで、運悪く、守護者全員が不在の今回。みんな任務に当たっていて、もしくは音信不通の行方知らずだったりして、結局パーティに出席できる幹部は「大空」と「夜空」だけだった。
その出席できない守護者たちの代わりが、ヴァリアー幹部四人、というわけで。


「(所詮は、社交辞令だけどね)」


胸中で愚痴り、溜め息を小さく吐き出した。
いや、今回の場合は・・・私にとっては、少し、嬉しかった。滅多に会わないヴァリアーのみんなに会えると、やっぱり、嬉しいものは嬉しいから。


「・・・ベルフェゴール、くっつきすぎじゃないかな」
「んだよ澪、ベルでいいって何度も言ってんじゃん」
「慣れないよ・・・」
「んじゃ慣れろ。王子の命令聞けねーの?」
「・・・。」


ししし、と笑ったその口元に、逆に私は顔を顰めた。
無理難題を押し付けられた事に、じゃない。そもそもの話題を逸らされた事に、不満を覚える。「話を逸らさないで」「ベルって呼んだらなー」なんて言って肩を竦めるように笑う彼に、もう一度、溜め息。
ちら、と彼と反対側の肩を見下ろしてみると―――ベルフェゴールの手が、私の肩を抱き寄せていた。それに困って眉を寄せると、すかさず、ベルフェゴールの逆隣に佇む小さな気配が彼へと向き直り、


「センパーイ、いい加減その汚い手離してくださーい。セクハラで訴えますよー?」
「肩抱き寄せた程度じゃセクハラになんねーだろチビガエル。セクハラってーのは、こーゆーのを言―――」
「ベルフェゴール」
「「・・・・・・・・・」」


ふ、と軽くなった肩に即座に呼べば、フラン君とベルフェゴールの間に沈黙が流れた。
気にせず、持っていたレモネードを一口、口に含む。うん、甘酸っぱくて美味しい。


「なーんか、元気ないっつーか凹んでるっつーか・・・綱吉と一緒に居れねーから寂しいとか?」


今更? と首を傾げてくる彼。その口元にからかう様な色合いがない事を確認してから、視線を落として唇を引き結んだ。
―――無言で頭を撫でてくれたその手に促され、ぽそり、と小さく小さく白状する。けれどその言葉は、パーティの喧騒にかき消されて私の耳にも聞こえなかった。


「・・・イヤミか。いくら俺でもこの喧騒の中聞き取れるわけねーじゃん」
「ベル先輩って女心のおの字も判ってなーい。せめて空気くらい読めよー」
「ししし、いい度胸じゃん。パーティ終わったら皮引ん剥いて千切りな」
「って、ほんとーに判んないんですか?」


フラン君がそう言うと、むすっと唇を曲げたベルフェゴール。そんな彼をちらりと見たフラン君は、はぁ、と疲れた様に溜め息を一つ吐き出して、


「夜空サマは、寂しいって言うよりもヤキモチ焼いてるんですよー」
「は? ヤキモチ?」
「ほらー、十代目って何気人気あるし、」
「フラン君、それ以上言ったらレモネードかけるよ」
「・・・ごめんなさーい」


すっぱ臭いカエル被るなんて嫌ですー。少しだけ嫌そうに顔を顰めて拒絶したフラン君を軽く睨みつけてから、また視線を前に戻した。


「どーでもいーけどさー、パーティで王子の隣歩けんだぜ? こんな光栄な事ないじゃん、もっと楽しそうにしろよ」
「誰の許可があって夜空サマ侍らすつもりですー? 全世界の能力者を敵に回したいなら止めませんけどー」


中には過激派もいるんでスプラッタな死に方しますよよかったですねーと嬉しそうに話すカエルさんの後頭部に、ベルフェゴールのナイフが五本ほど降り注いだ。・・・カエルは悪くないのにね。
ぶつぶつ言いながらカエルに刺さったナイフを取るフラン君を、少しだけ手伝ってあげた。


「ゔお゙ぉい、澪!」
「?」
「ししし。うっせーのが来た」


パーティの喧騒を裂いて、聞き覚えのある声が聞こえて振り返る。隣に立つベルフェゴールが肩を竦めるようにして笑うと、銀髪を靡かせたその人は一度ベルフェゴールを睨んでから、


「うちのクソボスが呼んでるぜぇ」
「XANXUSが? 何か用事?」
「いや。恐らく酌でもしろって意味だろーなぁ」
「お酌?」
「夜空サマにお酌させるとかー・・・どっかのKY王子なら兎も角、ボスまで『こっち側』に喧嘩売らないでほしーなー」


スクアーロの言葉に、フラン君がうんざりと肩を落とした。その言葉の意味が判らなくて、新しく三本のナイフが刺さったフラン君を見ると、「ヴァリアーへの『夜空』関係の苦情、全部ミーに来るんですよ。同じ能力者だしー」と事情を説明してくれた。


「あとで、みんなに『フラン君をあまり苛めないで』みたいなこと言っておこうか?」
「遠慮しますー。ンな事したら余計に苦情来ますってー」
「でも、フラン君が辛いでしょう」


そう言ったら、じ、と私を見上げたフラン君。
そして、

ぎゅっ。

「え、」
「テメェが苦情の原因の七割を占めてるんだろーがぁ!!」
「離れろクソガエル」


びし、と額に血管を浮かべたスクアーロが叫ぶと同時、フラン君の襟首を掴んだベルフェゴールが、私に抱きついたフラン君をべりっと引き剥がした。「あぁー、ミーの癒しがー」と手をふよふよさせるフラン君に苦笑する。
そんなフラン君に、少しだけイライラと、呆れたように肩を竦めたスクアーロ。


「喧嘩売ってるのはテメェの方だろうが。無駄に煽るんじゃねぇ、後が面倒くせぇだろぉ」
「えー? これでも自粛してますってー。ねー夜空サマー」
「え?」
「だからやめろっつってんだろぉ!!」
「澪にくっつくなっつの。バカエル菌が伝染んだろ」
「じゃーKY菌保菌者王子も夜空サマに近付かないでくださいねー」
「ししし、どーゆー意味だよキモイ両生類」


「答えによっちゃサボテンな」と口角を吊り上げるベルフェゴールに対して、フラン君が鼻で笑い「サボテンとか馬鹿の一つ覚えみたいにー」なんて返す。ベルフェゴールの口元から、常にあるはずの薄笑いがフッと消えて無表情になったのが見えて、


「こんなところで喧嘩しないで」


私の左右を固める二人に、釘を刺した。
・・・いや、『喧嘩』なんて可愛らしいものじゃないのは判ってる。彼らが纏う空気は、綺麗なまでに完璧で純粋な殺意だ。間に挟まれる私の身にもなってほしいと思う―――いや、彼らは常日頃から殺意に塗れた場所に浸ってるから、今の私の立場になっても何とも思わないんだろうなぁ。
出端を挫かれた様な微妙な空気が辺りを包み、むす、と黙り込んだ二人に苦笑。面倒くさそうに様子を見ていたスクアーロからは、やっぱり面倒くさそうな溜め息が漏れた。


「わかった?」
「「・・・ハイ。」」


「納得いかない」と顔に大きく書かれていても、頷いてくれた二人を確認。グラスに入っている残りのレモネードを咽喉へと流し込んで、空のグラスを近くにいたウェイターに預けた。
それを確認したスクアーロが歩き出し、私はフラン君とベルフェゴールにバイバイと手を振ってから、スクアーロの後をついて歩く。
「気を付けろよー」やら「飛んでくるグラスに注意ですー」とかよく判らない声援を送ってくれた二人に小さく笑い、改めてスクアーロを見上げた。


「スクアーロも大変だね、子守り」
「子守りじゃねぇぇえええ!!!!」


大きな声で突っ込みが返ってきて、驚いて肩を飛び上がらせてしまった。そんな私を見て、スクアーロが「しまった」という風に唇を噤み、顔を顰める。
・・・そう言えばスクアーロって声大きいんだっけ。忘れてた。


「・・・びっくり、した・・・」
「・・・悪ィ」
「あ、ううん、私は別に・・・驚く方が悪いんだから。気にしないで」
「だがなぁ、」
「隼人とかには、逆に『いい加減慣れろ』って怒られてるし」
「・・・それはどーかと思うぞぉ」


複雑そうに顔を顰めたスクアーロに、改めて「ごめんね」と謝る。・・・顔を逸らされて「もういい」って言われた。失礼な、人がちゃんと謝ってるのに。


「でも、スクアーロは『頼れるお兄ちゃん』なイメージあるよ」
「あ゙ぁ? テメェにゃ既に兄貴がいるだろーがぁ」
「うん、すごく頼りになるし、かっこいいし、自慢の兄さんがいるけど、」
「(なんだこのブラコン女・・・)」
「スクアーロは、年の離れたお兄ちゃん、みたいなイメージかな。ディーノさんと似てるかも」
「跳ね馬だぁ?」
「うん」


この数年、交流を持って判った事は、彼のその性格と面倒見の良さ。暗殺者という職業からの冷徹さや残虐さも、確かに時折垣間見えるけれど、反面優しいところも確かに存在する(きっと彼は否定するけどね)。
そういう意味で自信をもって頷けば、


「ハッ、あのヘタレと俺のどこが似てるんだぁ?」
「―――・・・え・・・」
「ゔお゙ぉい!! その沈黙はどーゆう意味だぁ!? 納得いかねぇぞぉ!!」


そういえばXANXUSはどこにいるんだろう。そう思って、喚くスクアーロを無視して、そっと辺りを見回した。


「ねぇスクアーロ、XANXUSは?」
「無視か! ・・・チッ、その辺で偉っそーにふんぞり返ってんじゃねーのかぁ。ちょっとは自分で歩おぶっ

ガシャーン!!

「・・・・・・・・・。」


私の後ろから吹っ飛んできたグラスが一つ、スクアーロの頭に命中した。
・・・グラスが飛んできた方向に目をやると、(スクアーロ曰く)偉っそーにふんぞり返ったXANXUSが立っていて、目を瞬かせた。衝撃で前のめりになっているスクアーロをぎろりと見下ろしている彼と、怒りに小刻みに震えだしたスクアーロを交互に見て、


「―――〜〜っだあああぁぁぁああこのクソボスがぁぁああ! 何しやがんだぁ!?」
「遅ぇ」
「あ゙ぁ!?」


つまり、スクアーロが私を連れてくるのが遅くて待ちくたびれた、らしい。


「XANXUS、あまりスクアーロに物投げないでって言ってるでしょう。せっかく綺麗な髪なのに、禿げるよ」
「頭皮の心配かぁ!? そーじゃねぇだろぉ!!」
「酌。」
「(まったく・・・)はいはい」
「無視かこいつらぁ・・・!!」


ぎりぎりと唇を噛み締めて必死に怒りを抑えるスクアーロ。無視してるわけじゃないよ、と濡れた頭を撫でようとしたら、


「触んなぁ」


押し返された。
拒絶されたようだけれど、割れたガラスで怪我をするから、という意味が含まれていることに気付く。少し嬉しくなって、笑って「ありがとう」と言うと、おう、と素っ気無く返された。
それから、XANXUSをキッと睨み付けたスクアーロが、苛立った様子でずんずんとどこかに去ったのを見送り―――。


「酒。」
「うん」


個人的に持ってきたのか、やたらとゴージャスな椅子に座って、やっぱり偉そうにふんぞり返っているXANXUSに向き直る。
・・・これも個人的に持ってきたのか、彼が好きだと言っていたウィスキーを、彼の近くに立っているウェイターがずっと持って待っていた(ちょっとびっくりした)。
もう一度「酒、」と言って来たXANXUSに苦笑し、ウェイターからお酒を受け取る。ウィスキーかな、お酒のことはよく判らないけど、何だか度が高そうだ。何時も思うけれど、割ってもいないのに良くこんなの飲めるなぁ、と感心する。


「大変だな」
「え?」
「あのガキの相手だ」


そう言って、グラスを持っている手で器用にどこかを指差したXANXUS。その指の先を視線で追ってみると、―――人と人の隙間から、遠くから綱吉がこっちを見ていることに気付いた。
けれど直後、挨拶していた人に不思議そうに声をかけられたのか、慌てたように正面に向き直り、愛想笑いを浮かべる。


「・・・別に、大変じゃないよ」
「どーだか」
「・・・・・・・・・」


綱吉を視界に納めながら答えると、嘲笑交じりの返答が返ってきて、何も返せずに唇を引き結ぶ。本当に、大変じゃないのに。でも彼に指摘されると、どうしても押し黙ってしまう癖があった。
―――どこの血筋かわからない、雑種だ混血だと色々言われている彼だけれど。彼も確かに、そのあまりの広さに押し潰されてしまう様な「大空」であることは間違いないんだ。


「・・・あのウザったらしい生ぬるさも健在らしいな」
「そんな事、言わないであげて。・・・綱吉だって、一生懸命やってるんだよ」
「テメェの女にそんな顔させる様なら、まだまだガキの証拠じゃねーか」


・・・。
そんな顔?


「どんな顔?」
「そーゆー顔だ」
「・・・判らないよ」


眉根を寄せたらまた笑われた。まったく、人がせっかくお酌しているのに。


「一丁前に嫉妬向けやがって」


くつ、と笑いグラスを傾けたXANXUSに、目を瞬かせる。
・・・そっと、もう一度綱吉の方を見てみる。と、同時に綱吉は、私たちから視線を外したように見えた。


「・・・XANXUS、」
「何だ」
「綱吉のところ行きたい」
「駄目に決まってんだろーが」
「・・・(む・・・)」





























それは本当に、ほんの少しの。





■□■□■



匿名様リクエストの「空悪未来設定でヴァリアーとヒロインのやり取り」でした。匿名様、ありがとうございました!

フラン君命日ですね。そしてザン様偽物ですねわかります。

ベルとスク兄しか夢主の名前呼んでないってどゆこと。




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