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「へーいストップですよお2人さん、いい加減喧嘩止めてくれないと講習会終わらないじゃないですか」
仕方ないのでゴンと黒髪さんの間に入る
うぉ、この黒髪さん私に何か殺気送ってくるんですけど何なんですか!!
チイさんは善良な市民ですよー
「この飴でも舐めて落ち着いてくださいよ」
「……これ、試験の時に使っていた爆発する奴だよね」
黒髪さんが殺気を向けてくるので飴を渡したらバレました
チッ、そのまま受け取って舐めれば良いものを
嫌な沈黙が私と黒髪さんの間に流れる
「……そろそろ講習会を再開したいんじゃが」
私達の不穏な雰囲気(私は飴を、黒髪さんは針を出そうとしていた)を感じ取ったのか会長さんが助け舟を出してくれました
いやー、持つものは空気の読める老人ですね!!
その後講習会は無事再開され、ハンター証の説明などが始まった
……これ、普通に売ったほうが得ですかね?
いやいやいや、あんなに苦労して手に入れたものを簡単に売るだなんて勿体無いです
うんうん…………いや、やっぱ売ろうかな?
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