駄ン文ロンパ143
2015/10/11 06:00

【傍若無人! 左右田様19】


狛枝「もしも世界中が君の敵になっても、僕だけは味方になるよ」にこっ

左右田「……」

狛枝「……」にこっ

左右田「突然どうした」

狛枝「いやぁ……あまりにも君が色々と皆をアレしているから、いつか敵だらけになるんじゃないかなって……」

左右田「アレって何だ」

狛枝「アレはアレだよ。感じて察して」

左右田「感じろとか察しろとか卑猥なこと言うな」

狛枝「感じろは判るけど、察しろはエロくないと思うよ」

左右田「お前は何で俺の味方になるんだ?」

狛枝「いきなり話変えないでくれるかな」

左右田「身体目当てか?」

狛枝「何でそうなるの!?」

左右田「身体目当てか」

狛枝「断言!? いやいや違うよ!? 違うからね!?」

左右田「……」

狛枝「そんな疑心溢れる目で見ないでよ……身体目当てじゃないって……」

左右田「1%も?」

狛枝「……」

左右田「……」

狛枝「……」

左右田「……」すっ

狛枝「待って! 待って行かないで!」がしぃっ

左右田「離せ変態」ぐぐぐっ

狛枝「いや本当、ちょっとだけだから……ちょっとだけだから……!」ぎゅうぅぅっ

左右田「ちょっとだけって言う奴はちょっとじゃ済まない」ぐぐぐっ

狛枝「唯一の味方になるんだから、ちょっとくらい御褒美があっても良いじゃない!」ぎゅうぅぅっ

左右田「自分の尻狙ってくるような味方要らん」ぐぐぐっ

狛枝「先っぽだけ! 先っぽだけで良いから!」ぎゅうぅぅぅぅっ

左右田「こっちが良くないわ」ぐぐぐっ

狛枝「痛くないようにするから! 絶対気持ち良くするから!」ぎゅうぅぅぅぅっ

左右田「やだ」ぐぐぐっ

田中「……何をしているのだ貴様等は」

左右田「犯され左右田」

田中「死ね狛枝ァッ!」どげしぃっ

狛枝「何の躊躇いもなく蹴られた!」ずざーっ

田中「この害虫め……左右田よ、一体何が遭ったのだ」

左右田「何か此奴が、もしも世界中が俺の敵になっても自分だけは味方になるとか言い出した」

田中「ふむ」

左右田「その見返りに身体を求められた」

田中「何故譬話なのに本当に身体を求めているのだ貴様はァッ!」

狛枝「ごめん……」

田中「全く貴様は……」

左右田「田中は俺の味方か?」

田中「いきなりだな相変わらず……」

左右田「味方か?」

田中「……ふっ、愚問だな。俺様は元々世界の害悪、つまり世界中は俺様の敵な訳だ。そして敵の敵は味方……よって貴様は俺様の同胞に等しい……」

左右田「味方か?」

田中「あ、うん」

狛枝「うん、て」

田中「いやだって厨二語通じてないっぽいし……」

左右田「駒は二人か。生き残るの厳しそうだな」

田中「駒ァッ!?」

狛枝「えっ、呼んだ?」

田中「貴様じゃないわ馬鹿!」

左右田「とりあえず狛枝は盾で田中は矛だな」

田中「武具扱い!?」

狛枝「はぁ、はぁ……左右田君の盾になれるなんて光栄だなぁ……////」

田中「よく訓練されたドMだな貴様は……」

左右田「とりあえず狛枝フルボッコにして不幸のどん底に叩き落とせば反動で凄まじい幸運が来るし、何とかなるかな」

田中「貴様の血は何色だァッ!」

左右田「ん」がぶっ

田中「ひっ!?」

左右田「赤だな」だらだらだら

田中「し、舌を噛んでまで確認することか!?」

狛枝「大変だ! 左右田君の希望溢れる御舌から血が! 止血しなきゃ……止血はペロペロ舐めるのが一番だ……!」がしっ

左右田「おい馬鹿やめろ」ぐぐぐっ

狛枝「止血だから! 医療行為だから!」ぐぐぐっ

田中「どう見ても猥褻行為だオラァッ!」どげしぃっ

狛枝「何の躊躇いもなく蹴られた!」ずざーっ

田中「最近欲望に忠実過ぎるだろ貴様ァ……」

狛枝「溢れる希望が抑えられなくて……」

田中「もう檻の中に逝けよ……」

左右田「……」ごくごく

田中「……左右田、貴様何を飲ん……まさか……」

左右田「血液って御飯に合いそうな味してるんだな」

田中「飲むなァァァァッ! ペッしなさい! ペッ!」

左右田「リサイクルしなきゃ勿体無いだろ」

田中「そういうのはリサイクルじゃない!」

左右田「……」

田中「……何だその嫌そうな顔は」

左右田「お前が世界中に敵扱いされても、俺は味方にならねぇ。あと味方になってくれなくて良い」

田中「……えっ……? ……な、何で……いきなりそんな……」

左右田「一々五月蠅い」

田中「 」

左右田「あと狛枝も味方になってやらねぇしならなくて良い。猥褻行為される」

狛枝「あぁっ……左右田君に見捨てられるなんて……この不運の先には、一体どれ程の幸運が待っているんだろう……はぁ、はぁ……////」

左右田「流石狛枝、何ともないぜ」

田中「き、貴様……人の身で世界中を敵に回し、生き残れると本気で思っているのか……?」

左右田「無理だな」

田中「……はっ、そうだろう。やはり覇王たる俺様の知恵と力が必y」

左右田「だから滅ぼす」

田中「よ……うえっ?」

左右田「俺以外の人間全員滅ぼす」

田中「え……えっ……?」

狛枝「あはっ、どうやって滅ぼすの?」

左右田「核ぶち込みまくれば滅びるだろ」

狛枝「まさかの核!? 造るの!? いや、造れるの!?」

左右田「余裕」

田中「貴様……放射能に汚染された世界でどう生き足掻くつもりだ……」

左右田「核シェルターの中で悠々自適に寿命まで生きる」

狛枝「わぁ……メカニックさん超強い……」

田中(世界中を敵に回したとしても、絶対に左右田だけは敵に回さないようにしよ……)



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