あなたが居てくれればよかった
あなただけのわたしだった
わたしだけのあなただった
どうかひとりぼっちにしておいて
今は誰の声も聞きたくない
ビューティフルレイン
言い訳を職業にしよう
どうせ傷つくのなら素直でいたい
あのとき、あなたの指先に触れたのは事故だった。思っていたよりもずっと冷たくて、乾いていた。ゼロコンマ3秒、わたしの全神経すべてがあなたに触れたその一点に集まり、それは抱きしめ合うよりも強いショックをわたしに与えた
そしてわたしは逃げた
心臓が乱暴に胸を叩く
短気なとこも口が悪いとこも大好きだったよ
きみの悪口がわたしを怒らせて、わたしの悪口がきみを怒らせて、あの頃がきっと幸せだったんだろうな
この地面に染みていく涙のいくつが君に声となって届くだろう
わたしそんな簡単に壊れたりしないから
もっと乱暴に扱っても大丈夫だよ
さよならをあなどるな
大切だってわかってるよ
でも今は全部めんどくさいんだよ
ここから見えるものは全部きたない
ふかしぎ
ふきそく
ふりむく
ふたたび
ふれたい
ふれあう
ふとした
その記憶
支えてくれるひとが欲しくて泣いてた
子どもみたいなわがままだった
じぶんは孤独なんだって思い込んでた
本当は両手あふれるくらいの愛と優しさとあたたかい気持ちに守られているなんてあのときのわたしはまだ知らなかった