僕の世界が泣くんだ
君の世界はどうだい
眠れないのかい
羊を数えてあげる
おやすみ
僕が居なくても、もうひとりで眠れるね
夜の涙を見た
嘘をついた
君を守りたかった
泣き虫と弱虫
たれ目によわい
君の泣き声が聞こえた
近づけば離れるだけだと知っていたよ
それでもよかった
ただ君だけを愛していた
切ないくらい
ひとつの約束も守れない僕を許して
そんなそぶり見せないで
あの頃のあなたへの思いを思い出すとき
わたしはもう一度少女になる
あなたは後ろ姿だけでわたしを夢中にさせる
気味が悪い
君が悪い
たったひとつの絶望
白い隙間の中からあなたの顔が見えた
女の子のかわいくなりたいは夢であるからわがままじゃないのよ
好奇心が息絶えるその日まで
君を愛することさえもめんどくさくなる日がいつかやってくるのなら、いっそしんでしまいたい
僕の悲しみはどうやら君には小さすぎたみたいだ
どんな色合いでも君が泣いてくれますように
あなたの後姿のそれはひどく悲しい匂いがした
あなたの好きな煙草の匂い、今でもちゃんと覚えてるよ
あなたの瞳を覗き込むときわたしの心臓は甘い香りで満たされる
その声を匂いに変えて
夕方はあなたの匂いに似てる
わたしとあなたを同じ匂いにさせてよ
君、香りはごまかせませんよ
海の向こうで君の香りを感じました
そんな匂いしてたっけ
風味豊かなそのくちびる
首に鼻をこすりつけて嗅ぐ匂いは過去に似てる
孤独に埋もれてみる夢はきみの匂い


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