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(幸子と買い物)




「ふふーん、いいの買えたね!」
「ね!唯絶対好きだよ!」
「あとはフルーツタルトだ。」
「うん!」


明日は唯の誕生日!っていうことで、今日は誕生日プレゼントを買うためさっちゃんとお出掛けです。
可愛い雑貨屋さんでぴったりなプレゼントを見つけて、この後は私の家で一緒にフルーツタルトを作る。友達と一緒に作るのってすごく楽しいんだよなー。


「話変わるけどさ、倉持って絶対名前のこと好きだよ!」
「はあ?どーしたの急に…」
「女の勘!あいつ誕生日にわざわざリクエストしたんでしょ?」
「リクエストっていうか、グミはやめろって言われただけだよ。」
「え、グミ?あんたグミ作ろうとしてたの!?」
「好奇心で。」
「…でもどうでもいいならわざわざリクエストなんてしなくない?」
「うーん…私も後から冷静になって考えてみたら、誕生日にグミって微妙だと思った。」
「そりゃ私も思うわ。」
「あ、やっぱそうなんだ。」
「名前ってさ、料理上手っていう女として最強の武器持ってるのになんか…惜しいよね。」
「褒められて…ない…?」
「名前が誰かと付き合ってるの想像できないわー。」
「失敬な!まあ部内恋愛はないけどね!」
「だよねー。」
「でも彼氏にするならナベちゃん。」
「それわかる!楠木先輩もいいよね!」
「うんうん。顔だけなら楠木先輩かも。」
「イケメンなら御幸も負けてないよね。」
「御幸こそ顔だけだよね。」
「…うん。」
「降谷くんもけっこーモテるらしいよ。」
「天然だけどね。」
「そこなんだよねー。将来悪いおねーさんに騙されそうで心配。」
「おかんか。」
「…でもさ、現実的に考えて1番の優良物件は哲さんかも。」
「何で?」
「浮気しなさそう。」
「あー。丹波さんとかも浮気の心配はなさそうだよね。」
「あとさ、亮さんは攻略難しそうだけど実際一途だと思う!」
「だったらやばい!最強かも!」
「クリス先輩の遺伝子も捨てがたい…」
「言い方。」





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