第二ボタンを投げ捨てて

言葉でどう説明するかより

君にアナフィラキシー

それは償いでしかなかった

生まれ落ちて背負った罪

あと一歩の理由

月食に紛れて

春嵐がもたらした

あなたの肩に残る涙は、私の恋心にどこか似ている

第二ボタンを投げ捨てて

脊髄反射で告白した

踏みにじられる喜び

幸せを運んでいたはずだった

こんなにも疼く、

ふわり、ふわり、恋してる

快楽ミュージアム
莉兎 

2013/07/01  
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