無限の愛を貴方に
「アレルヤ。」
ん?と振り返る。
「好き。」
真面目な顔に思わず頬が緩んだ。
なまえの方へ歩いてぎゅうと抱きしめる。
「僕は愛してる。」
「アレルヤを?」
クスクスと笑うなまえ。
アレルヤも同じように笑う。
「なまえを。」
抱きしめていた腕を緩めて目を合わす。
大好きって、愛してるって、何回言えばいいだろう。
この気持ちを、どのくらい見つめ合って、抱き合えばいいだろう。
満たされることは知らないの。
それはわたしも貴方も同じ。
だから、ただひたすらに愛を貴方に。
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