▽街中で金属バットを持った真島に追われる
「なんで逃げんねや!」
「ま、真島さんがそんな物騒なもの持ってるからです!」
「あん?!安心せえ、これは桐生ちゃんと遊ぶ用や!」
「何も安心できません!!」
このあと捕まる。真島吾朗はとんでもなく足が速い
▽不審者
「名前、夜中に一人でコンビニ行くのはやめろ言うたよな」
「……」
「どうしても行かなあかんのやったら俺を呼ばんかい」
「……すみません」
「不審者にでも会うたらどないするつもりやったんや」
「そうですね(バット持ってうろついてる真島さんも充分不審者みたいだとは言えない……)」
▽桐生さんと夢主が一緒にいるのを見つけた真島
「桐生ちゃんに名前やないか。なんや盆と正月がいっぺんにきたような気分やな。よっしゃ!今日からお前らは盆と正月コンビや!」
▽寝不足
「寝不足は寿命縮めるらしいで。はよ寝えや」
「そうなんですよ!だから早く寿命縮めたくて起きてます!」
冗談半分本気半分で言ったらベッドに放り投げられた
▽調子は悪いけどゲームがしたい
「あたまいたい」
「薬飲んどくか?」
「ありがとうございます」
「はよ寝たほうがええで。体が今日はもう無理や言うてんねやろ」
「そうですね」
「そうですね言いながらコントローラー握んなや。没収すんで」
▽眠いけど夜更かししたい
「やばい……」
「何がヤバいねん」
「まだ二時なのにちょっと眠いんですよ。まだゲームしてたいのに」
「ええやないか。ほな、はよベッド来いや」
「……」
「そのPS4、粉々にされたなかったら三秒以内にこっち来たほうがええで」
「ひい!ごめんなさい寝ます!」
▽怒る理由
「真島さんゲームしていいですか?」
「なんで俺に聞くんや」
「夜中にゲームしてたらよく怒るじゃないですか」
「そら名前が調子悪いくせにゲームしようとするからやろが」
「……」
▽呼び方
「そろそろ名前で呼んでくれてもええんとちゃうか」
「え」
「俺の下の名前、知らんわけやないやろ」
「吾朗さん……ですよね」
「せや。あと、さんもいらん」
「……」
「呼んでみ」
「ご、」
「……」
「ごろ、」
「……」
「ゴロ美」
「あら〜!今日はゴロ美をご指名なん?……ってちゃうわ!」
▽連絡
「真島さん」
「?」
「私の部屋に来てますけど、もしかして今ってお仕事中ですか?」
「なんでそんなこと聞くんや」
「西田さんから親父知りませんか?ってライン来てたので」
「名前、そないに西田と仲良かったか?」
「えへへ」
「えへへちゃうやろ。待てや、西田の話聞かせてもらうまで逃がさへんで」
▽男前
「名前泣いてんのか?」
「ま、真島さん……」
「どないした?どっか調子でも悪いんか?」
「ま、真島さんが」
「?」
「か、かっこよすぎて涙が、うっ」
「すまんな、俺が男前なばっかりに」
「そうですよ、どうしてそんな外見も中身も男前で……うわーん!」
「な、泣くなや……っちゅーか男前が理由で泣かれたん初めてや」
▽きんぴら
「きんぴら……」
「あ?なんや急に」
「チンピラがきんぴらに聞こえて、その……お腹空いたなと思って」
「ほな今日は和食でも食べに行くかのう」
「わーい!楽しみです!」
「ほんま名前ちゃんは色気より食い気やなぁ」
「す、すみません……」
「別に謝らんでええで。褒めとるんや」
▽寝言
「今朝はええ夢でも見とったんか?寝ながらわろてたで」
「え、ほんとですか。職場で主任と話してて"笑わなきゃ…!"って思って笑った夢見たんですよ」
「あれそういう笑いやったんか……」
▽怪談
「真島さんどうしよう」
「なんや顔真っ青やで」
「"この話を聞いたら三日以内に幽霊が現れる"系の怪談聞いてしまいました……怖い……」
「ほう、その怪談に出てくる幽霊は本気で怒った時の俺より怖いんか?」
「え?」
「……」
「真島さんのほうが怖い」
「せやったら問題あらへんな。気にしなや」
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