「サスケくんどうしたの」
「……姉さんが」
「私がどうかした?」
「……けっこん」
「え?」
「……姉さんが結婚する夢、見た」
「あらら。ちなみに相手は誰だったの?」
「オレの知らない人」
「そっかぁ。実はその人が私の未来の旦那さんだったりして」
「オレ、認めないから!」
「えっ」
「オレや兄さんより強い奴じゃなきゃ絶対認めない!」
「サスケくん」
「面白い話をしているな、サスケ」
「うっ、マダラ……」
「マダラさん」
「サスケやイタチより強い男ならば、ここにいるだろう」
「マダラは駄目だ!」
「力も権力も金も充分にある。何も問題あるまい」
「性格に問題があるからマダラは絶対駄目だ!」
「サスケのような砂利では話にならん。名前の意見を聞こうじゃないか」
「子供と本気で張り合わないでください」
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