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「#ファンタジー」のBL小説を読む
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「フリーの人は身近な年上の男性と縁がありそう……ふむふむ」
「何を読んでいる」
「雑誌の占いコーナー。今月は身近な年上の人と縁があるんだって」
「年上の男か」
「そう。今月はそれを意識して過ごしてみようと思う」
「ほう?」
「あ、もしかして身近な人って」
「(俺がいるだろう)」
「扉間さんのことかな」
「!?」
「最近会うこと多いし、もしかしてそういうことかも」
「それは間違いだ。そもそもその占いは千手の人間には適用されないからな」
「占いが適用外とかそんなことあるの?」
「ああ。千手は駄目だ」
「どうしても?」
「適用外だ」

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