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「#学園」のBL小説を読む
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※夢主が運転初心者
※暁メンバーは助手席に乗ってる・現パロ

▽トビ

「ちょっと見てくださいよ先輩ー!これ縁石通り越しちゃってますよ!しかも白線も余裕で越えちゃってるじゃないですか〜ハハッ」
「……」
「ここまで来るとアレっすよね!逆に清々しくて笑えちゃいますね!」
「もう一回やり直す」
「ええ!?もういいじゃないですか〜映画始まっちゃいますよォ」
「嫌!綺麗に駐車できるまでここから動かない!」
「まあまあ落ち着いて。ボクは結構好きですよ?このとても真似できそうにない豪快な駐車」

とにかく煽ってくる


▽イタチ

「縁石を通り越しているようだな。一度車を前に出して、ゆっくりバックしてみろ」
「うん……」
「ハンドルはこっち側に回して、そうだ」
「こ、こんな感じ?でもまだ斜めになってるかも……」
「これくらいなら問題ない。この時間帯は駐車場も混み合わないし、大丈夫だ」
「運転下手でごめんね」
「誰だって最初はこんなものだ。気にすることはない」
「イタチ……!」

優しく指導してくれる


▽デイダラ

「あー……縁石通り越してるな。ぶつからなかっただけマシだがもう一回やり直すか、うん」
「よし、今度こそ……」
「おい、ハンドル逆だ逆!益々はみ出しちまってるぞ、うん」
「え!?逆って何!」
「一旦ブレーキ踏め!止まれ!」
「きゃー!止まらない!」
「バカそっちはアクセルだ!左のやつだ、うん!」

一緒に慌てちゃう


▽サソリ

「縁石越えてるし斜めになってる……ちゃんと駐車したと思ったのに」
「いいから行くぞ」
「えっ。やり直すから待ってよ」
「別に気にすることねえだろ。止まればいいんだよ」
「そ、それでいいんですか」
「それでいい」

とりあえず止まれば何でもいい

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