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俺の彼女はみょうじなまえ。
超かわいい。それを宮地先輩や真ちゃんに言うと、部活中にのろけるな、とかリア充爆発しろ、とか言われた。
絶対二人とも俺の彼女みたら惚れるっすよ?まー惚れられたら困るから紹介はしないっすけど。

「まじかわいい」
「死ね」
「ひでぇ!」
「毎度毎度つぶやかれたらそうもなるだのだよ」
「お、緑間、こっち派だな」
「派ってなんすか、」

本当にこの人たちはわかっていない。俺の彼女の偉大さを。





高尾くんの部活動姿を一目見ようと私は体育館へやってきた。
すると、高尾くんの声が聞こえた。
何故か足がとまってしまう。‥緊張するなあ。
たかが体育館入るくらいで緊張なんて。
いや違うか高尾くんに会うから緊張するんだ。

体育館に入ろう!と思ったときにとても大きい影が私の前に。
きっと3年生だ。

「お?女子がこんなところに何の用だ?あ、誰かの彼女とかか」
「え、あ、あのっ」

高尾くんいますか、いるの知ってるくせにね、そんなことを聞こうとした瞬間。
思わず自分の耳を疑うようなことが起きた。

「俺の彼女まじかわいい!」

あれ、今の高尾くんの声?いいや違う違う。なわけないない。
そう自分に言い聞かせていた言葉は目の前にいる先輩によって打ち砕かれる。

「あー‥また高尾か、どんだけ彼女好きなんだよ」

‥た、か、お?高尾くん?
一瞬で私の顔は真っ赤に染まる。ちょっと一旦帰ろう。

「で、誰かに用‥‥か?」

そう問いかけた先輩‥木村は目の前で顔を真っ赤にしている彼女を見て悟った。

「高尾ー!!」
「え、あ、やめてくださいいいい!!」



私の知らないところで


20140226

遅くなりました、申し訳ないです。
そしてリクエストどうりになっていないという‥本当にすみません。


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