甘えたいときだってあるんです。




「慎吾さん」

「ん?」

「ここ座らせてください」
そう言って勇人が座ってきた場所は

俺の足の間


何これかわいんだけど・・・


俺の今の体制は体育座りを少し崩した感じ

手は勇人によって勇人の腰の辺りへ回されていた


「どうしたの?」


その回してある手に力を込め俺に寄り掛かるようにした


「俺がこういうことすると変ですか?」

「変じゃないけど・・・珍しいかな」

「俺だってたまには・・」

「たまには?」


少し俯いた後顔を上げて上目遣いにこう言った


「甘えたいときだってあるんです。」


少し恥ずかしそうな顔をしながら


そんなの反則・・・




もう・・・








キスしても良いですか











答えは聞いてない


かわいい君に我慢できないから



*end*



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