なんか・・・すごく予想外な事を言われたな
あの後何だか気まずくて一言も話していない
色々な事を教えて・・・か
「・・・ちょっとDVDでも鑑賞するか」
「え?・・う、ん・・・?」
ぎこちない返事だな
言った言葉に自分が1番ビックリしてるのか
たく・・・言った事に責任持てよ
「何観んの?」
「・・・ん」
取り出したDVDをデッキに入れ佐々木にパッケージを渡す
「え・・・っ何でこんなん持ってんの!?未成年だよな?」
「お前だって雑誌持ってんだろ」
「何で知ってんだよ!」
まぁこのDVDと佐々木の持ってる雑誌はジャンル違うけど
ただ男女か男同士かってだけの違いだ
「教えてほしんだろ?」
テレビの前に座って佐々木の腕を引っ張る
「まずはどんなものか観てもらうから」
びっくりして動けなくなっている佐々木を自分の足と足の間に座らして後ろから抱き締め
「その後に直接教えてやっから・・・」
そう耳元で囁いた
知ってるか?
俺今めちゃくちゃドキドキしてるの
気付いてるか
こんなに近いんだから。
32 完
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