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俺はミドチンと過ごす放課後が好き

と言っても､いつもは部活があるからテスト期間中だけだけど


｢ミドチン飽きたー｣

｢もう少し頑張るのだよ｣


テスト期間中だとテスト勉強で全然構ってくれないけど


｢･･･ちゅーしてくれたら頑張る｣

｢･･･｣


ミドチンがゆっくりと顔を上げる

視線が合う


綺麗な目だなー･･･


｢本当だな？｣


あ､無視されると思ったけど意外な反応･･･


｢本当だよ｣

｢･･目を瞑れ｣





唇が触れる


相変わらず甘いなー･･･





｢ミドチン美味しい｣


離れようとした腕を掴んで再び唇を重ねる

さっきよりも深く､味わうように



｢ん･･･っ､｣


唇を離すと真っ赤な顔をして瞳に涙を溜めたミドチンが目に入った


｢ごちそうさま｣

｢っ･･･ちゃんと頑張るのだよ｣

｢うん｣




俺はミドチンと過ごす放課後が好き



だってミドチンが大好きだから



｢えへへ｣

｢･･何だ｣

｢ミドチンお菓子よりも大好き｣

｢･･･俺もおしるこより好きだ｡｣



end


(130404)



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