狼になってみました。




「予想以上に器用ですね」

「そお?」

「普通ボタン外せませんよ」

「はは」


カーディガンのボタンを外していく


予想以上にうまく外れた


俺も外れるなんて思ってなかった


だって口で外すなんて難しいと思ってたから


「何枚着てんの」

「3枚ぐらい」

「多くね」

「寒いから」


ボタンを外して現れたのはシャツ


シャツの下も何か着ているらしい


「またボタンかぁ・・シャツのボタンは小さいね」


「まぁがんばってください」


「頑張るよ、狼だもん」


そう言うとクスッと笑われた







ーーーーー・・・







「それ以上は・・っ」


「何?どこまで脱がせれかっつうゲームでしょ?」


「そうだけと、」


「まさかここまで脱がされると思わなかったんでしょ?」


そう言うと図星だったのか眉を寄せた


「それに、酔い覚めてきてるでしょ」


「・・・」


「冷静になると恥ずかしいんでしょ?でもやめないよ」


「・・意地悪だ」


「狼だから」


そういって再び脱がせにかかる


因みに今はシャツを脱がし終わりベルトを外そうとしている



「外しにくいなぁ・・」


勇人の陰や服が重なってベルトが見えにくいうえに外しずらい


「ちょっと横になってて」


そういって肩で勇人のことを押す


勇人は油断していたのか簡単に倒れた


「あのっ・・・もうやめ、」

「駄目」


「もう良いじゃないですかっ」


「まだまだ・・・お楽しみはこれからだよ?」






楽しいお遊びの始まりだ




*続く*



戻る