あの空の下でもう1度。 41



「でるとき言えよ・・」


床に膝を着いて東のズボンを少し下ろす


先程抜いたのか立ち上がっていなかった


2、3度手で擦ってから口に含む


「ん・・・」


東が見ていると思うと恥ずかしい

気持ち良くなってもらいたいけど初めてでどうしたら良いのかわからなかった


手も使い先端に舌を推し宛てると東は小さく声をもらした


「気持ち良い・・・かな・・?」


徐々に立ち上がってきているけど不安になって口を離して聞いてみた


「気持ち良いよ・・」


そう言って頭を撫でてくれて嬉しくなった


再び口に含み手でするとき自分が気持ち良い所を中心に舐めてみた


「んっ・・・ふ、」


先端から漏れる汁が変な味で眉を歪める


口を1度離して根本を責め先を手で扱く



「っ・・・あき、と・・」


東の呼吸が荒れる


また口に含み先端を吸い上げると脈打ちそろそろ限界かと思ったが東は何も言ってこないのでそのまま続けた


その時口の中で嫌な味が広がった

慌てて口を離すと顔に飛んできた


「ッ・・ごほっ、ゴホ」


口に入った精液を出そうと咳き込む


「・・その顔すごく良い」


「出る・・時・・・言えって、言った・・じゃん・・・!」


咳き込みながら言うと東はティッシュを取り出し顔を拭いてくれた


「そういう風にやだったらちゃんと言って欲しいな」


渡されたティッシュに吐き出していると言われた言葉に1度動きが止まる


「色々我慢してるでしょ」


僕は東の為を思っていたのに

東は何だか怒ってる


「そういう事しないで」


何だが一瞬イラッとした


「・・分かった」


顔を洗ってくると言って部屋を出た


行く途中暗い部屋の時計が目に入る


もう夜中の1時近くになっていた


「・・・」


先程の事を思い出すと徐々にイライラが溜まってきた


何で・・・


僕の行動は東にとってはありがた迷惑だったのかな。



41 完


(120119)



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