あの空の下でもう1度。 39



東のを取り出すと既に立ち上がっていた

僕を見て反応してくれた事が嬉しい



「っ手・・・冷たい」



夢中になって手を動かしているとふたりの先端がぶつかった


「っん・・」


「・・これ擦り合わせるともっと気持ちい?」


そう言うと東はふたつを合わせて手を動かす


「ひ、ぁ・・・ッ」


声の押さえが利かなくなり唇を噛み締める


すると東は前屈みになりキスをしてきた


「んっ・・・ふ・・ぁ」


僕の止まっていた手の上に東の手が重なる

そしてそのまま手で筒を作ると東は腰を動かした


側からみたら挿れてるみたい・・


激しくなるキスと動きに頭がボーッとして付いていかない


だけどもう限界に近いのが分かった


「んっ・・ん、ぅ・・・ッ!」


キスをされているため言葉が出せない


「んっ・・・はぁ、っ・・」


服に飛んでしまう


そう思い必死に我慢しているのに東は先端をぐっと押す


もう、駄目・・・

そう思った瞬間僕の熱が服や東の手に飛び散る


それに気が付いた東は唇を離した

快感から締まりが悪くなった口から唾液が漏れる


「ふ・・・はぁ・・バ、カ・・っ、」


飛び散った精液を見て東は微笑んだ


「・・気持ちかった?」


答えないでいると東は手に付いた精液を僕に見せてきた

「こんなに・・・あまり抜いてないでしょ」

「見、せる・・なっ」


手を引っ込めたかと思うとその手を後ろに宛ててきた


「ッ・・!」

「ここ使うんだよね・・?」


精液を塗るように数回指で円を描くと指が入ってきた


「ぃ・・・、」


嫌だ


言いかけた言葉を止める

我慢しなきゃ


指が奥まで入ると壁を撫でるように擦られる


嫌だ、

怖い


思い出すな


必死に心の中で言い聞かせる

だけど身体は分かってくれず手が震える


すると指がゆっくり抜かれた



「・・ごめんね」


東を見ると困った様に微笑んでいた


「なん・・・で、」

「泣いてるのに無理させたくない」


そこで初めて泣いている事に気が付いた


「ご・・めん・・・東」

「んーん・・・良いよ・・・風呂もう一回入ってきなよ」


何も言えないでいると東は荒れた服を直して新しい着替えを出しに行った




東まだイけて無いのに・・・




すごく申し訳ない気持ちでいっぱいになった


僕は自分の思いもコントロール出来ない駄目な奴だ。



39 完


(120117)



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