(※R15 一応20111123・20121123の3兄弟のつもり)
「……だからさぁ…いつかはこうなるって……思ってたんだって……。」
早く、もっと早く、この家を出ていくべきだった。
うなだれて頭を抱えたサボが呻くようにこぼしたその声に応えはなかった。だが、呆然と座り込んだままのエースが同じことを痛感していることを、彼は知っていた。
日付変更線まであと30分。
暗い部屋。乱れたベッド。全裸のまま力なく座り込む兄二人の間にしどけなく投げ出された、白い腕。しなやかな脚。
キスマークを全身に散らし、涙の痕も、誰のものともわからぬ精液の痕もそのままに横たわる弟の痛々しい寝顔をなす術もなく眺めながら、兄二人は、死刑宣告のその瞬間を待っていた。
きっかけは、ほんの数時間前に遡る。
数年前のこの日、弟が友人から面白半分に吹き込まれたゴロ合わせの記念日が、いつしか3兄弟の年に一度の定例行事として定着した。
「いい兄さんの日」。
大事な大好きな兄ちゃん達に、ちゃんとありがとうを言う日だ。
軽い気持ちで冗談半分にエースが言ったその言葉を、素直な弟は鵜呑みにし、そればかりかまるで大事な宝物のように数年越しでその懐に抱いて見せた。
この数年来、11月23日のその夜に、弟が予定を入れることは決してなかった。
それぞれの誕生日と同様に、この夜には必ず3人そろい、食卓を囲み、そしてルフィはサボとエースをそのしなやかな腕に抱き締め、「大好きだぞ」と宝物のような言葉を贈る。
あたたかな弟の腕に抱かれ、その強さに反してどこか脆い様な身体を抱きしめ、兄二人は紛うことない「幸せ」を感じた。それでよかった。それでいい、はずだった。
弟に対する道ならぬ感情に気付いたのはいつだったろう。
血の繋がらぬ3人。サボとエースを「兄」にしたのはルフィだ。3人を兄弟として繋いだのは、ほかならぬルフィだった。
世渡りの上手いサボはともかく、エースなどは生来不器用の塊のような男だったから、突然現れた弟をどうしていいかわからず、つらくあたったこともあった。それでも、ルフィはサボとエースのこころの奥深いところに根付いたあたたかい感情を、その澄んだ眼で見つけてくれた。世界はそれを愛と呼ぶのだと、幼い彼らは知らぬまま。
そのルフィを、愛おしく、大事に思うのは彼らにとっては当たり前だった。たとえ周りに過剰だ異常だと言われようが、それは彼らの愛情に何ら影響を及ぼさなかった。
その愛情が、欲を纏うようになったのはいつからだったろう。もう思い出せない。
自覚するより先にそれに気付いたのは、もしかしたら片割れの方かも知れない。片割れの感情に気付いたからこそ、エースもサボも、自らの内に同じものを抱えていることに気が付いたのだ。
弟が自分たちを心から慕ってくれていることは知っていた。だからこそ、どろどろと渦巻くこの生温かい感情に気付かれるわけには行かなかった。それは、このかけがえのない「兄弟」という安寧の関係を失うことを意味していたからだ。
兄二人は、時にお互いの抑止力となり、時に抑えがたい感情の捌け口となり、この平穏を守ってきた。
守ってきた、はずだった。
――――おれな、今日コクハク?されちった。
いつもより少しだけ豪華な夕食の席で、弟が何でもない事のように言ったその一言は、彼の想像するより大きな波紋を兄二人にもたらした。
長年蓄積されてきた、今にも溢れそうな感情の水溜りを覆っていた氷の蓋は、割って見ればあまりにあっけなく、薄く脆いものだった。同時に、それと気づいたときにはすでに手遅れだったのだ。
「……なに?」
「……エース。肉落ちてる。あと顔。……ルフィ、なにそれ。どういうこと。」
テーブルの下で軽く足を蹴られたエースは、のろのろと皿の外に落ちた肉を指先で拾い上げて戻した。口に再度運ぶ気にはならなかった。こんなことを言えば熱でもあるのかと弟は心配してくれるだろうが、正直食事どころではない。大体、冷静な面の皮を貼りつけてはいるが、そういうサボも目が笑っていないし声が地を這っている。
「ん〜〜、おれもよくわかんねえんだけど、いっこ下の女子に放課後声かけられて、んで『好きです』って言われた。なんか体育祭の時から見てたって言われたけど全然覚えてねえや。」
なはは、と大口を開けて笑って見せた弟に、自分がどんな顔をして答えているか気にかけている余裕など、今のサボにはない。ふつふつと熱を上げる腹の中の何か。ずっとそこにあることはわかっていたその感情を、自分たちは今までどうやって抑え付けてきたのだったろう。もうわからなかった。
「……サボ?」
手を伸ばして、食卓の向こうの弟の手首を掴んだ。細くすらりと伸びた腕。力を込めればきっとこの手のひらで折ってしまうことなど簡単だろう。何も知らないように小首を傾げて自分を見つめる弟の無垢な仕草が、今はひどく憎らしかった。
「……付き合ってほしいって、言われたんだろ?どうするんだ。」
「どうって言われてもなあ」
「その子のこと、ちょっとでもカワイイと思った?好きになりそうだった?」
「え……、」
「サボ、やめろ」
「やめない。好きだって言われて、どうだった?嬉しかった?」
「え、わかんね、返事はあとでいいって言われて、そのまま、……って、サボ、いてえ」
じわじわと力の込められる手首の痛みに、弟が顔をしかめた。片割れが強張ったままの顔で、それでも弟を気遣って自分の腕を掴む。それすら今は腹立たしかった。
そうだな。ひねくれたおれと違って、お前はいつだってまっすぐにルフィを愛してた。いつだってルフィの味方なのは、実はお前の方だよな。こんな時ですら。
「サボ」
「その子とキスしたいって思った?セックスしたいって思った?」
「サボ!」
「セ、え……?サボ、どしたんだ……?なんか、怖ぇ、―――ッ!」
「やめろサボ!!」
ギリ、と一瞬だけ渾身の力を込めて握り締めると、段違いの痛みに弟は今度こそ顔を歪めた。それと同時に、エースが物凄い力でサボを弟から引き離した。
もともと折るつもりなどなかった、とどこか白々しく頭の端っこで言い訳をしながら、赤くなってしまった弟の手首を、指先でゆっくりとなぞった。怯えてしまっている弟にやわらかく笑みさえ浮かべてやりながら、ごめんな、と思ってもいない詫びを言う。
「ごめんなルフィ。……でももう、無理だ。もうお前の望む様ないい兄ちゃんじゃいられない。」
「……サ、ボ……?エース、」
肌を舐めるように、手首から手の甲を手のひらで、指先で這う。それはもはや愛撫だった。
助けを求めるように弟は片割れを見上げたが、見上げた先のエースが心臓を握りつぶされた様な顔をして自分を見つめているのに気付いた弟は、今度こそ言葉を失った。
思い知ればいい。この胸の痛みを知ればいい。お前の無邪気な笑顔に、無垢な言葉に、おれ達がどんなに傷つき血を流しているのかを。
「こんなことになるなら、もっと早くこうしておけばよかった。……どうせもう、戻れないなら。」
乗り出した食卓の上で、食器がガシャン、と派手な音を立てた。
首の裏を掴み寄せ、至近距離で覗き込んだ弟の瞳。黒々と艶やかな瞳は、きっと飴玉のように甘いのだろう。ぐらぐらと煮えたぎった脳のどこかで考えたのを最後に、サボはまともな思考を手放した。
初めて触れた弟の唇は、まるで毒のように甘かった。
片割れと弟のキスシーンを眺めながら、エースはどこか冷静にこの光景を見ている自分がいることに気が付いた。飽和状態の感情は、すでに決壊して滔々と流れ出し、いっそ穏やかな川のようだ。もう、止める術はなかった。
隠し立てのできない弟のことだ。きっとこれがファーストキスだろうに、あろうことかサボはしっかりと舌を入れて弟の口内を蹂躙している。ちゅくちゅくとわざとらしく立てられる水音と、合わさった唇の隙間からのぞく絡まった舌の感触を想像した瞬間、エースは既にその手を伸ばしていた。
「……んぅ……っ、っは、……さ、ぼ、―――!?」
「………エース」
「交代」
ぐい、と力任せに引き離したことを抗議する片割れの視線には手短に答え、エースはいささか性急に弟の小柄な身体に覆いかぶさった。
テーブル越しだったサボのキスとは違い、足で距離を縮めて身体ごと抱き込んだエースのキスは、まるでそこから食いつくされるかのような感覚をルフィに与えたのだろう。怯えたように肩の辺りの布地を掴む指先の感触に、エースの心臓が震えた。
腕の中にすっぽりと収まってしまう肩。されるがままに絡めとられる熱く小さな舌。意識とは関係なく漏れてしまうのだろう、鼻から抜ける微かな声。
眩暈がした。
すぐ近くに他者の気配を感じたと思った瞬間、良く知る上品な香水の香りが鼻先を掠めた。
「―――んぅ……っ、」
キスに混ぜて弟が泣くような声をあげた。自分が出させた声ではなかった。エースに抱かれる弟を背中からさらに抱き込むように、サボがその身を寄せていた。密着した弟の身体のセーターの下で、うごめくように這い回る手のひらの感触。潜り込んだサボの指先が、直接肌に触れ弟の胸の辺りを探り、一際やわらかなそこを捉えたのだろう。
息苦しいのか、縋る弟の指先に力が込められたのをきっかけに、一旦唇だけを開放してやった。
荒く息をつく弟の目元から頬が、淡い血の色に染まっている。
思わずそこに唇を落とせば、脆い様なやわらかさに囚われる。頬に口付け、耳を甘噛みし、すらりとうつくしい首筋に舌を這わせる。貪欲な手のひらは、すでに乱れていたセーターの裾から潜り込み、なめらかな背中から腰の肌を舐めている。
「―――あっ、ゃ、エースっ!サボ、……ぁ、あ……っ!」
太陽の下で快活に走り回る弟の姿は、もはや見る影もなかった。兄二人に抱き込まれ、逃げ場などない。がしりと強い腕に絡め取られ翻弄されて、弟はくたりと力を抜かれ色香に染まっている。きっと二人が抱き込んでいなければ、ぐずぐずとへたり込んでしまっているだろう。
とどめとばかりにサボが濃厚なキスを与え、エースが長い脚をルフィの脚の間に潜り込ませ擦り上げた。がく、とついに弟の膝が抜けたのをきっかけに、エースはくたりととろけてしまった弟の身体を抱き上げた。
だんだんだん、と彼にしては珍しく荒い足音でサボが階段を駆け上るのに続き、慌ただしく寝室に飛び込むと弟もろともベッドに雪崩れ込んだ。
そして、今に至る。
雪崩れ込んだセックスの記憶は、鮮明ながらどこか他人の記憶のように遠い。
涙と欲にまみれた弟の顔が凄惨なほどの色香を放っていたことも、夢にまで見た弟の肌が想像をも超える極上の手触りだったことも、ファーストキスはお前なんだから初めてはおれに寄越せ、とサボから無茶苦茶な理屈で奪った弟の熱くぬめる胎内の感触も、エースにやわらかく解され、とろとろに濡れたそこに押し入った時の壮絶な快感も、エースやサボが突き上げる度に惜しげもなく零れる嬌声も、全て鮮明に思い出せるのに、思い出すには酷い痛みを伴った。
なぜならそれは、愛おしい弟の笑顔を永遠に失ったという、絶望と共にあるからだ。
自分の腰の突き上げに小刻みに揺すられる弟を見下ろしながら、懺悔した。許されることはないだろう。そう知りながら、無垢な弟の身体を暴いた。
もう、帰る場所などない。
「―――でもさ、後悔は、してんだけどさ。」
「……うん」
「とことんクズだと、自分でも思うんだけどさ」
「うん」
「………ルフィの、ファーストキスと、初めての男、おれとお前で奪ってやったことには、満足してる、自分が、いてさ」
「…………うん……」
「死ねばいいのにな……。」
「………うん………。」
ぽろぽろとサボが零す懺悔を、エースはそれ以上何も言わずに聞いていた。うなだれる頭を抱えた大きな両手にかき乱された黒髪が、まるで今の彼の心の様そのものだと思った。そして、自分の。
もう何も考えられないまま、サボは呆然とルフィの寝顔を眺めた。
「――――ん……、」
「―――!」
微かな弟の呻き声に、ふたりの広い肩がびくりと跳ねた。怯えたようなその反応は、事実怯えと恐れを含んでいる。
弟の、熱をはらんだままの瞼が開く。死刑宣告の時が来たのだ。
「……えー、す……。さぼ……?」
「――――ルフィ……。」
「ルフィ、」
完全にブレーカーの弾き飛んだ男二人に何度も蹂躙され、弟が落ちるように意識を失ってからまだ数十分しかたっていない。茫洋としたまま何度かゆっくりとした瞬きを繰り返す弟は、何がおこったか反芻している最中なのだろう。
その間、サボも、エースも、断罪を待つ囚人のように、うなだれて待つしかなかった。間違っても、自らその髪に、頬に手を伸ばすことなどできなかった。もう二度と、許されることではないと知っていたからだ。
「………あー…、そっか……。」
ベッドにその身を投げ出したまま、状況を把握したのだろう弟は何の感情も読み取れない声音でそう呟いた。応える言葉も見つからないまま、兄二人が沈黙を保っているのを気にした風でもなく、ルフィは起き上がろうと身じろいだ。
気怠そうなその仕草に思わずエースとサボが両側から差し伸べた手は、予想に反して振り払われることもなく受け入れられた。そのことに安堵し、また痛みを覚えながら、エースはルフィの白い肩を支え、サボはそっとその手を握り、引いた。
そのまま、何か言葉を探すようにルフィは押し黙った。罵倒か、非難か、それとも、永遠の別れか。どれも甘んじて受けようと覚悟を決めていたはずなのに、 重苦しい沈黙に耐えられなかったのは、サボだった。
「…―――ルフィ、ごめん。謝っても、到底許されることじゃないのはわかってるけど、ごめん。」
おれ達、お前の体調さえ大丈夫なら、すぐにでも出ていくから。
そう告げた声は、まるで自分の声ではないようだった。弟の声で死刑宣告を受けるくらいなら、自ら申し出た方がましだと本能が訴えたかのようだった。
弟の向こう側でうなだれるエースは身じろぎもしない。きっと、弟が殴りかかったとしても、その手を持ち上げすらしないだろう。
「……――――なに……?なんで、どこ行くって言うんだよ……。」
「どこにでも。しばらくは友達の家とか転々とするけど、そのうちどっかに部屋見つけて落ち着くから。お前はなにも心配しなくていい。今まで通り、ここで暮らせ。」
本当にごめん。いい兄ちゃんでいられなくて、ごめん。今まで、ありがとう。
血を吐くように告げるのが精いっぱいだった。弟の眼を見て言うことは、とてもではないが、できなかった。
「―――エースも……?エースも、出て行くのか」
「……ああ。」
「おれを、置いて?」
「………ルフィ。」
「なんで」
「………なんで、って、お前」
「『いままでありがとう』って、なに」
「……、」
「……―――けんな」
「ル、」
「ふざけんな!!」
全身を強張らせるようにして怒声をあげた弟は、そのまま酷く咳き込んだ。先程散々悲鳴をあげた喉が痛んでいるのだろう。声が掠れていた。大きく揺れる肩を、背中を思わず包み込んだ兄2人は、弟が小さく震えているのに気が付いた。それから、弟が自分たちの手のひらを拒もうとしないことにも。
「………っ、…ふざけんなよ……。何、お前らだけで、勝手に決めてんだよ……。」
「……ルフィ?」
「―――ルフィ、無理すんな。声が」
「聞けよ、エース。サボも。」
横にならせようとした手を逆に掴まれた。かと思うと、弟の一回り小さな手が、エースとサボの手をゆるゆると捕まえた。逃げ出そうとするふたりを、繋ぎとめるかのように。
「『ごめん』って、なに。」
「……だってお前、それは」
「おれ、嫌だって言ったか?サボにキスされたとき、エースに突っ込まれた時、おれ、一回でもやだって言ったか」
どくん、とふたりの心臓が一度大きく鳴った。
それを皮切りに、まるで息を吹き返したかのように心臓が熱い血を送り出した。弟は一体何を言いだそうとしているのだろう。それではまるで、まるで。
「なんで、お前らだけで全部勝手に決めようと、してんの」
「ル、フィ、」
「なんで、おれの気持ち、聞いてくれねえの」
「……。」
「なんで、お前らの気持ち、教えてくれねえの?なんで、一番大事なこといわねえで、勝手にいなくなろうとしてんの?………一番、大事なこと放り出して、おれを、ひとりにしようとしてんの?」
「――――、」
きゅ、とほんの微かに、握られた手に力が込められた。俯いて、ぽつりぽつりと弟が零す言葉は、あまりに優しく、あまりに温かい。握られた手の甲に雨のように降る、彼の涙のように。
「――――っ、『いい兄ちゃんでいられなくてごめん』って、なんだよ……。」
「……ル、」
「なんで、お前らが勝手に決めんの。いい兄ちゃんかどうか決めんのは、おれだろ。……おれの、兄ちゃんなんだから」
思わず、ずっとあげられなかった顔を上げて、片割れと顔を見合わせた。極限の絶望の淵からほかでもない弟の手で引き上げられ、隠しきれない期待と、拭いきれない不安感で身動きが取れない。
だが、ふたりは全く同じ表情を浮かべるお互いの顔を見て、自らを省みる冷静さを取り戻した。夢じゃない。繋がれた手のひらの温度も、弟の涙が伝う手の甲の感触も、隠しきれない喜びの滲む片割れの目の色も。
「――――おれ、おれ、おまえらのことが、」
「「待った!!」」
慌てて弟の口を塞いだのは、二人同時だった。
口元を二重の手のひらで抑えられ、弟は涙の雫を乗せたままの眼をぱちぱちと瞬いた。
潤んだつぶらな黒の瞳。少し乱れた艶のある前髪。泣いて上気した桃色の頬。
絶対に手に入らないと思っていた。いつかは誰かのものになるのだと、わかっていて諦めきれなかった、唯一の宝物。彼自身がくれた最後のチャンスに、強く眩しいその優しさに、手を伸ばす。懺悔も、後悔も、その後だ。
片割れとは、目を合わせる必要もなかった。愛すべき弟に言うべき言葉は、ただ一つ。
――――ルフィ。好きだ。
一瞬、飴玉のように零れ落ちるかと危惧するほどに大きく眼を見開いた弟は、次の瞬間、花の綻ぶように、笑ってくれた。
(……――――おれは、もっともっと、ずーっと前から、好きだったぞ。)
ひとりだけ覚えてるルフィ。あのころいえなかったこと。
そして道徳観の欠片もないイチャイチャ3P桃色ライフが始まる(台無し)
20151123 Joe H.
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