都会の喧騒から逃れた裏通りの小さな店、"D"。
乾いたベルの音が来客を告げる。飴色の灯りを反射して、いくつも連なり吊り下げられたカクテルグラスがチラチラと光る、その向こう。
今日も今日とて黒一色のシャツとスラックス、ギャルソンエプロンを身につけて、兄弟務めるバーテンダーが客に酒を振る舞っている。

さて、今夜のお客様はというと、

「うわすげ、おれこんな店初めて入った!……ってうわー!!すげーほんとにおれとエースだ!!」
「えっうわマジだ!すげェ何これ!!」

「エース、大丈夫か!?ついてきてなかったか!?」
「うん、撒いたっぽいな。最近しつこいな週刊誌。大丈夫かルフィ」
「平気!ししし、何か楽しいなドラマみたいで」
「本業のくせに」
「しし!」

「いらっしゃ…、…おっとお、何だこれ」
「お好きな席へどうぞ。…貸切で正解だな」
「な」

さて、一夜限りのお戯れ。どうぞひと時、お付き合いのほど。


JD:L「というわけで!2周年企画始めるぞー!」
「「「イエー!!」」」
JD:L「まずは自己紹介からだな!おれルフィ!」
JD:A「ルフィ、3人ずついるんだからな」
JD:L「あ、そっか。うーんと、『ジャックダニエルの憂鬱』のルフィだぞ!歳は23!ここでは『JD:L』って付くからな!」
JD:A「同じくバーテンのエース。歳は25だ。表記は『JD:A』。次、お前らな」

PP:A「(ガタタッ)ちょっとオイバーテンルフィ同い年じゃん!あとで話そうな!えーと、『ピンポンブレイカー』のエースです宅配便の配達やってます!毎度ありがとうございます!23!表記は『PP:A』!」
PP:L「『ピンポン』のルフィ!大学生、21だぞ!『PP:L』って付くぞ、よろしくな!エースあんまりチャラいことしたら怒るからな!」
PP:A「えっ何々なんで!」

GS:A「えーとどーしよ、おれ先にしゃべっていいか?ルフィ」
GS:L「しし、うんいーぞ!」
GS:A「えーと、『天使とガラスのスニーカー』のエース…。いわゆるオタクというやつで、
ルフィの追っ掛けやってます…。えーと、歳はハタチで、表記は『GS:A』です。」
GS:L「エースと一緒!『ガラスニ』のルフィ!げーのーじんやってるぞ!歳は18!『GS:L』って付くからな!」

PP:A「やべーアイドルルフィ可愛い髪の毛ツヤッツヤなんだけど何アレやばい18歳やばい」
GS:A「……ルフィ、もうちょいこっち」
GS:L「エース?」
PP:L「エース!怒るぞ!」
PP:A「ダイジョーブそーやってやきもち妬いてるお前が一番可愛いから」

JD:L「年下のエース新鮮だなー。な、ピンポンのエースあれわざとだよな。教えた方がいいか?」
JD:A「ほっとけ。あ、年齢だけどおれたちは本編完結から2年後、ピンポンの奴らは1年後、全員7月27日時点の設定だ。2歳違いなのはそのせいだな。」
JD:L「ほい、エースにはビール、『ピンポン』のおれにはラムコークな。『ガラスニ』のおれはゴメンだけど、20過ぎたらまた来いよな!」
GS:L「しし、うん!だいじょーぶだぞ」
JD:A「ノンアルカクテル作るな。何がいい?」
GS:L「えーっと、おれよくわかんないからエース作ってくれ!そっちのおれが好きなやつ!」
JD:A「なるほど。了解、ちょっと待ってろな」

GS:L「…しし!オトナのエースちっとドキドキすんな!」
PP:L「な!カッチョイイな!」
GS・PP:A「「……。」」

JD:A「お待たせしました、シャーリーテンプルです」
GS:L「んまほー!」

PP:A「よっしゃ、じゃあ全員集まったところでとりあえず!」
PP:L「せーの!」
「「「「カンパーイ!」」」」

JD:A「さて、じゃあ早速だが本題に入るか。」
JD:L「えーっと、7月27日から8月3日までの大体1週間、お客さんからおれたちへの質問をサイトとツイッターで募集したぞ!質問いーっぱい来てるぞ!お前ら見た?」
PP:L「まだ全然見てない!どれどれ」
GS:L「すげーっいっぱい!みんなこんなに考えてくれたんか!」
PP:A「何個くらい来てんの?」
JD:A「純粋にお客さんからのだと46個。こっち側で適当に足して50個にするんだと。あ、回答する順番はこっちで決めちまうけど勘弁な。」
GS:A「ごじゅ…、マジかすげー」
JD:L「みんなホントありがとな!ではさっそく第一問!ハイパーキムラサンからだぞ!」
PP・GS:L「「デデーン!」」

【1.服の趣味ってそれぞれ違いはありますか?】

JD:L「ありゃ?ふつーの質問だな?キムラなのに」
PP:L「ほんとだ。おれちょっとビクビクしてた(笑)」
GS:L「おれもおれも!(笑)」
A「「「……。」」」

JD:L「服の趣味かー。一応ナカミは同じだから多分好みは大体一緒だよな。買う時はエースと一緒だけど」
JD:A「お前に選ばせてたら動物柄のヤツばっかりだからな」
PP:A「やっぱり(笑)」
PP:L「あ、そしたらおれほとんどサボが選んでくれたヤツだ」
GS:L「おれは衣装で着たやつそのままもらっちゃったりするからなー」
JD:L「まあでも基本動きやすいカッコだよな。んで、あとは大抵人任せだから、それぞれ選ぶ人の趣味が出るって感じだな!エースは?」
JD:A「やっぱいい歳になってきたからな、昔よりは落ち着いた服選ぶようになったな。こいつらの中では多分一番地味なんじゃねえか」
PP:A「そしたらおれはもうちょいラフだなー。パーカーとかポロシャツとか、せいぜいTシャツにジャケットくらいかな」
PP:L「あ、わりと古着屋よくいくよな!」
PP:A「あ、だな。いい感じのTシャツとか、ちょっといいモノ掘り出すの好きだな」
GS:A「おれは完全他人(オカマ)任せだからなー。自分で選んで買うっつったらルフィのTシャツくr」
GS:L「だー!!やめろっつってんのに!!!また買ったのかエース!!!」
「「「「wwww」」」」

【2.全エースに質問♪ルフィを旅行に連れてってあげるとしたら何処にしますか?(夏休み〜♪)
アイドルったんは難しいかもだけど…「行くとしたら」前提で^^】

JD:L「これはえーと、いなサンからだぞ!ちなみに『ハネムーンのつもり』だって」
GS:L「旅行!おれ行くぞ!また行こうなエース!!」
GS:A「……そうだな。今度はおれが手配するからな」

JD:A「旅行なあ、いいなあ。店少しくらい閉めて連れてってやるのもいいかもな」
PP:A「連れてくとしたらかー。うーん、やっぱ海あるとこじゃねえ?島?」
GS:A「島な…。沖縄以外。無人島とか」
JD:A「はは、それいいな。ルフィは間違いなく喜ぶな」
L「「「冒険のにおいがする!」」」

GS:A「あーでもハネムーンだろ?もうちょっとこうムードあるとこの方がいいのか…?」
JD:A「夜景綺麗なとことか?あーそれもいいな。シェイカー持ってってホテルの部屋で好きなもん作ってやりてえな」
JD:L「エース…。」
GS:A「うわーズリィ」
PP:A「待て待てお前ら、冷静に考えろ。無人島以上にルフィと四六時中イチャイチャできるとこなんかあるわけ」
PP:L「エース。」
PP:A「はい」
JD:A「これとちょっと被るけど、次は空久さんの妹さんから。ご姉妹そろっていつもありがとうな」

【3.ピンポンのお二人へ。ご結婚おめでとうございます!末永くお幸せにv】
PP:A「けっこ…、ああまあもういいやありがとうございます!!」
PP:L「ありがとなー!」

【ところでハネムーンのご予定はありますか?もしくは行くとしたらどこがいいですか?】
PP:A「予定なー。なかったけど今この話してたら行きたくなったなー。行く方向で!な、ルフィ」
PP:L「行きたい!けど無人島はやだ!」
PP:A「えー。んじゃまあ行先は交渉中、ということで」


【4.ピンポンのルフィはエースから指輪を貰っていますが、他のルフィはエースから指輪貰いましたかー?まだなら、こんなのが欲しい!とオネダリしてください!】

JD:L「これは梨香さんからだぞ!いつもお世話になってマス!」
JD:A「指輪なー。そういやお前ら今日はちゃんと手に着けてんのな」
PP:AL「「じゃーん!」」
GS:L「いーいーなー!!おれ着けたら多分写真撮られちゃうからなあ。別に気にしないけどデートできなくなったらヤダしなあ」
GS:A「……でも欲しい?」
GS:L「ほしい!おそろいのヤツ!あ、全然やっすいのでいいんだ。…ただおれが、エースのもんだってしるしっていうか、そーいうのが欲しくて」
GS:A「……!!(ガタタッ)」
GS:L「エース!?」

PP:L「あ、倒れた。」
PP:A「気持ちはわかる。お前らは?」
JD:A「指輪か。あるぞ。」
JD:L「もらった!水仕事だから手には着けれないけど、チェーン付けてるからお前らと一緒。ほら。」
JD:A「おれとしては虫除けにこいつだけでも着けさせたくて買ったんだけどな」
JD:L「それいうならエースだろー」
JD:A「はいはい」

PP:A「カクテルグラスに沈ませたりしてキザな渡し方したんだろ?(ニヤニヤ)」
JD:A「するかバーカ。相手はルフィだぞ。気付かないで呑み込みかねないだろが」
PP:A「確かに(笑)」

【5.みなさんにお聞きします。私はオスの猫を飼っているのですが、パートナーと一緒に生き物を飼うとしたら、何が良いですか?動物でもかまいませんし、メダカとか金魚、インコとかでもかまいません。教えて下さい。】

JD:A「これは黒白猫さんから。いつもご贔屓に、ありがとうございます。」
JD:L「猫かー!猫いいなー!あーでもうち一応飲食だからなー。」
JD:A「おれは魚いいと思った。熱帯魚とか。キレーなやつ、お前好きそう」
JD:L「わ、いいなそれ!水槽なら店に置けるしな!いいなー!!」

PP:L「おれは犬かな!外でいっぱい遊びたい!あ、でも猫もいいなーさみーとき抱っこできるもんな」
PP:A「おれはルフィ」
PP:L「次!」

GS:A「うちに金魚はいるけどな。金魚すくいでとったヤツ」
GS:L「そうだな、あいつらも結構おっきくなったよな!おれはなー、そうだなー!つええ奴がいいな!ライオンとかヒョウとかゴリラとかー、あっトラいいなトラ!!トラ欲しい!!」
GS:A「やめてくれ。ルフィなら本当に手に入れられそうだからやめてくれ。贈る奴とか出てきそうだからホント頼むからやめてくれ」
GS:L「えー?じゃあ馬」
PP:A「馬主…だと…」
GS:A「どうしようおれが思ってたペットと違う」
JD:A「アイドルの彼氏も大変だなオイ」

【6. 今年の隅●川花火大会は雷雨で30分で中止になったようですが…3作品のALは夏祭りに参加されたのでしょうか?甚平?浴衣?私服?そして、突然の豪雨でびしょ濡れになった2人はその後どうされたんでしょうか?とても気になります!教えてヵモ-ンщ(゚Д゚`щ)】

JD:L「これは皐月みかんさんから!ありがとーございます!」
GS:L「行った!」
GS:A「行ったな。」
GS:L「お祭り思い出だからなー、すっげえ楽しかった!あ、おれ初めて甚平着たぞ!エースもボンちゃんとこで浴衣着てな、ちょーカッケーかったんだぞ!」
GS:A「…甚平に麦わらは正義(ボソ)…。雨は残念だったな。人凄くてルフィだってバレそうになったから、さっさとタクシー乗ってルフィのマンションに帰った。んで、ふたりで線香花火やって、…まぁ…そのあとはご想像に…」
GS:L「ちょーきもちかったぞ!」
GS:A「ルフィさんそこまでです」

PP:L「おれたちも行ったなー!」
PP:A「近所の小さい夏祭りだけどな。楽しかったな。仕事上がりだったから私服でちょろっとだけど」
PP:L「雨降った後は神社の陰で雨宿りして、んでエースにちゅーされた!」
PP:A「お前すげー楽しそうで可愛かったからなー。思わず。あ、でもちゅーだけだぞ。誓って。濡れた服は脱がせにくいかr」
PP:L「次!!」

JD:L「おれたちは行けなかったなー」
JD:A「夜からが仕事だしな。」
GS:L「えー!休んで行けば良かったのにもったいねー!」
JD:L「あ、でも近くの花火大会んときは店は休んだんだ。一回だけ。家のベランダから花火見えるから、二人で酒飲みながら見てた。」
JD:A「家ならずっとくっついてられるしな」
JD:L「付き合い始めてからは毎年そうだな?」
JD:A「だな。今年で4回目か。」
PP:L「……なんかいいなー。一緒に住んでるって感じ。おれたちもがんばろーなエース」
PP:A「任せろ」

JD:A「次は浅葱さんから。ピンポンのルフィ、お前にだぞ」
PP:L「おれ?なになに」

【7.ピンポンルフィへ。離れてからサボと会えてる?連絡とれてる?】

PP:L「サボな!うん、ちょいちょい会ってるし連絡とってるぞ!実験区切りついたときは何日か泊まってったりするし。まだあっちには行けてないから、今度エースとふたりで遊びに行こうって言ってたとこ!」
PP:A「毎日のように電話かけて来るぞアイツ。しかもこう、ルフィとくっついていい感じの時目掛けて電話かけて来るからよ、隠しカメラでもあるんじゃねーかと思ってるんだけど」
PP:L「あ、サボからメール。『エース調子乗ってないか』、だって」
JD:L「すげえ!!」
GS:A「うわぁ…」
PP:A「やだもうコエー!!」

【8.『宅配』のエースに質問です。離れて住んでいるサボ兄様からの嫌がらせはありますか?(笑)】

JD:L「これは萌香さんからだぞ!」
PP:A「見てのとおりですよ…。泊まりに来たら来たで、あいつの部屋はちゃんとあんのになんだかんだ理由つけてルフィと一緒に寝ようとするし」
PP:L「でもおれ3人雑魚寝も結構好きだぞ?」
PP:A「楽しいけどね?あいつお前のことに関してはおれに信用ねえからなー」
JD:A「自業自得っていうんじゃねーのそれ」
PP:A「るっせー。愛に正直って言ってほしいね」

【9.『ピンポン』のエースに質問です!!もしサボがルフィとなんの繋がりもなく、エースとも純粋な友達で、ルフィのことを好きだったらどうしますか??やっぱりライバルになりますか?】

JD:A「これもお前にだぞ。くま。さんから」
PP:A「うわコエーこと聞くなー。やだねーそれ。正直勝てる気しねえんだよなあいつにだけは…。それでもやっぱりおれはこいつに惚れるんだと思うから、そーなったらやっぱライバルになるんじゃねぇのかなあ。たとえあいつが相手でも、やっぱりこいつは譲れねぇもんな」
JD:L「愛されてんなーお前」
PP:L「しし!」

【10.ルフィは白ひげメンバーに紹介されてますが、エースはルフィの仲間たちにはまだ会ったことないのでしょうか?ナミさんは、ルフィの恋人が男で「エースさん」というのは知ってるみたいですが、他のメンバーとはどんな感じなんでしょう?ぜひ、その辺が知りたいです!!】

JD:A「せっかくだからピンポン、お前ら続けて行ってみようか。よりちゃんさんから。」
PP:L「お前これが初コメなのか?ありがとうな!エースのことはちゃんと紹介したぞ。白ひげのオッサンたちが遊びに来てくれた時に、おれの友達もみんな呼んだんだ」
PP:A「ゾロとサンジな…。まー可愛いツラしてくれたぜ。明らかに堅気じゃねェ目つきしやがって。ルフィが正面切って『コイビト』って紹介してくれたから良かったけど。」
PP:L「だからあいつらとはなんでもないって言ってんのに」
PP:A「だからお前がそのつもりでもあっちが、…ああ、まあいいや後でな」
GS:L「なんて言って紹介したんだ?」
PP:L「ん?そのまんまだぞ!『コイビトのエースだ!一緒に住むことになったからよろしくな』って。ウソップは口開けたまんま固まってたけど」
PP:A「ありがとな。お前のそーゆーとこ愛してる」
PP:L「……なんだよ急に。」
PP:A「別にー」



⇒11〜20