特別ミニシナリオ



館に集められた新米ファミリーたちは……
ファミリー加入の祝典のため、館へ迎えられたが……

■ ダーニロ&ファツィオ ■

ダーニロ「おっ、あの子たち可愛い! ファミリーのメイドさんかな? はーい、オレはダーニロ、よろしくな!」

ファツィオ「おい、やめろ。恥ずかしい……。少しは慎め。」

ダーニロ「なんだよ、ファツィオ。毎度毎度オレの邪魔すんなって! 可愛い子に声を掛けるのはレガーロ男の礼儀だろ?」

ファツィオ「場をわきまえろ。今はそういう状況じゃない。これから、アルカナ・ファミリアのお嬢様に会わせていただくんだろう?」

ダーニロ「そうそう! なんか聞いたところによるとさ、すっげぇ可愛いらしいよな、お嬢さま。オレ、楽しみでさぁ。」

ファツィオ「何を言っているんだ。お前なんかが相手にされるわけがないだろう。それに、今ここにいるのは……。」

ダーニロ「はいはい、ファツィオも静かにね。……お前の声が一番でかいっての。」


■ オノフリオ&ヨウリ ■

オノフリオ「ん? ベディ、何か見つけた? ……気になる誰かがいる? へぇ、珍しいね。」

ヨウリ「なに、その猫。アンタ、こんなところまで猫を連れて来てるの?」

オノフリオ「猫? ……あぁ、ベディのことか。猫なんて軽い扱いをされたのは久しぶりだな。ベディは特別さ。こんなに美人だし……、賢いところもある。」

ヨウリ「はぁ、猫を美人ねぇ……。こんな美少女を目の前にして言うことじゃないと思うわ? アタシは猫が嫌いなの。だって、猫なんて気まぐれで言うことをきかないでしょ?」

オノフリオ「へぇ、ベディ……。この子が気になるのか? じゃあ、行っておいで。」

ヨウリ「何よ、この黒猫。アタシの足元に来たってエサなんか……、……お手。……お座り。……意外とやるじゃない。」


■ ビネリオ&スパルタコ ■

ビネリオ「おう、坊主! こんなとこまでお散歩か?」

スパルタコ「っ、違う、散歩じゃない! オレは、立派なちょーほー部の一員になるためにここに来たんだ!」

ビネリオ「おおっ、そうか。ハッハッハ、そいつはすまねぇな。なんだ、諜報部ってとこに興味があるのか。」

スパルタコ「オレはちょーほー部に入って、ニーノやリベルタ兄ちゃんみたいな立派な船乗りになるんだ! そのために、毎日ご飯はたくさん食うぜ!」

ビネリオ「へぇ、船乗り志望の卵か。若手の有望株ってところだな? オレはビネリオ! 漁師で船乗りさ。よろしくな。」

スパルタコ「えっ、おじさんは船乗りなの!? ホント!? ねぇ、おじさんはどんな船に乗ってるんだ!?」

ビネリオ「おじさん……? おれが……おじさん!?」



館に集まった新米ファミリーたちを見た2人は……?

■ シモーネ&ジョルジョ ■

シモーネ「ねぇ、ジョルジョ? この子たちが、うちのお嬢に何発蹴られるか……、賭けない?」

ジョルジョ「そういうの好きだな、シモーネ。」

シモーネ「いいじゃない、楽しそうでしょ?」

ジョルジョ「これからお嬢と顔合わせか……。それで?」

シモーネ「この子たち、元気がいいからお嬢も気に入るよ。さぁ、全員で何発蹴ってくれるかな? 今から楽しみね。」

ジョルジョ「4回だな。」

シモーネ「6人いるのに? ……じゃあ私は7回。ジョルジョの分も入れておいたから。」








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