「あなたいつまで寝てるのーってミサカはミサカは毛布を剥いでみたり!」
「………、ゥ…毛布…」
「わぁっ!?」

スピー

「もぅ!ミサカは毛布でも抱き枕でもないの!ってミサカはミサカは手足をバタバタさせてふぎゃっ」
「…寒ィ…」
「傍から見たらあなたが犯罪者になりかねないってミサカはミサカは思うんだけど、でもあなたの眠気は鬼門なのよね」
「……ン、…打ち、止めァ…」
「その寝顔は反則でしょってミサカはミサカは顔を赤くさせてみたり」
「………………ンゥ」
「…何だかあなたが寝ているのを見たら…ミサカも眠くなってきたって、ミサカはミサカは瞼が重いぃ…」



*****



「こうして見ると可愛い兄妹って感じね」
「一方通行も寝ているときだけは可愛いじゃんよ」
「ねー、それよりミサカはお腹が空いたんだけどー」
「よっし、二人が起きるまでに夕飯を作っちゃうじゃん!」
「はいはーい、ミサカはカレーが食べたい!」



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