全員『ザコザコアワー!!』

\わあーーー!!/\ヒューーッ!/

ザコA「皆さん、こんにちは」

ザコB「ア、どもー」

ザコC「おいッス!」

ザコA「本日のテーマは――」

ザコC「ザコたちの出番がなかったザコ……」

ザコA「うわはっ暗ァ!」

ザコB「ちがうんですよ、そーなんですよ!今回はザコたち全然活躍しなかったんですよねぇーこれがまた!」

ザコC「ただの日常回になっちゃってもおぉ〜〜。ザコたちが出ないと一気につまらなくなっちゃうザコよ!」

ザコA「いやま、そりゃそーだけど……ってちがうザコー!!
ザコたちはザコたちの仕事をしっかりやるザコよ!!」

ザコC「で、今日のお題はなんザコ?」

ザコA「今日は」

ザコB「“ネオトピアの歴史”についてです!」

ザコA「あ゙ーザコのセリフを取ったザコォ!!」

ザコC「はいはいはーい!なんでネオトピアの歴史なんてザコたちが知る必用があるザコー?」

ザコB「敵を知るためにはまず歴史から振り返ることが必用なんザコよー」

ザコC「なるほどォ……」

ザコA「いやいやいやいや!そんだけ言うならちゃんと調べてあるんザコねぇ?」

ザコB「もちろんですよ!
ネオトピアはその昔、おそろし〜い戦争が起きたんザコ……」

ザコA・C『恐ろしい戦争?』

ザコB「巨大なロボット同士が戦ったと伝えられてるザコ。ネオトピアの象徴とされているネオトピアタワーには、そのときのロボットたちが埋葬されているとも……」

ザコA・C『ひ、ひええぇぇ〜〜〜!』

ザコB「単なる噂話ですけどねぇ!アッハハハハハ」

ザコA「噂話でひとを」

ザコC「怖がらせるんじゃない!」

ぼかすかべきごべっ!(殴られるザコB)

ザコB「痛いザコ痛いザコ!あー!あと一つ!あと一つ不思議な話があったザコ!!」

ザコA「ほほう?」

ザコC「不思議な話?」

ザコB「ちがうんですよ、そーなんですよ!
ネオトピアには“海の民”と呼ばれる生き物が存在したという伝説があるんですよー!」

ザコC「ラクロアみたいな雰囲気ザコね」

ザコB「ちがうんですよ、そーなんですよ!」

ザコA「だからどっちだよ……」

ザコB「おとぎ話なんかで伝えられてるだけで具体的にどういう者なのかはよくわからないんですよー。
海に住んでたとか、ときどきニンゲンの体になって地上に出てきたとか」

ザコC「はー。ほんとに不思議な話ザコね」

ザコA「実際にはいない生き物なんザコね?」

ザコB「いるかいないかもわからないザコ」

ザコA「……信憑性のないものを調べてたってわけザコ……?」

ザコB「……あ……」

ザコA「結局役に立たない情報ばかりザコ!」

ザコC「あぁー!!いるのかいないのかハッキリしてほしいザコ!!
海の民って一体なんなのーってあぁ?!」

(シャッターが下りる)

全員『皆さーん!物知りになるザコよー!!』

\オーーー!!/\目指せ歴史博士ザコ!/




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