ある土曜日の夕方、私はゲームセンターでUFOキャッチャーに興じていた。
過去、大金をつぎ込んできた甲斐があり、自分で言うのもなんだがかなりの確率で景品をゲットできるようになっていた。
この日、大型人形の2個目をゲットしたときだった。
「うわー、すごいですね」と後ろで声がした。
振り返ると20歳くらいの女性2人組が立っていた。
そのうちの1人に私の目は釘付けになった。
後で聞くと名前はHという。
私はスポーツで鍛えた引き締まったカラダの女性が好きであるが、Hは小柄ながら、ぴちっとしたTシャツからのぞく二の腕がたくましく、ウエストが細かった。
横方向から見ると胸の高さがかなりある。
ジーンズだったので脚線を見ることはできなかったが、何かスポーツをやっているのは間違いないと思った。
顔もなかなかカワイイ。
向こうから話しかけてきたのだし、なんとかお近づきになりたいと思った私は、
「取り方教えようか」と言うと、
「ホントですかぁ!」と食いついてきた。
あれこれと説明してやり、Hたちは1,000円ほどつぎ込んだのだが、結局1個も取れなかった。
「お詫びに居酒屋でもどう?おごるから。」と言うと、
「私はいいけど、Aは?」とHがAに尋ねた。
「ゴメン。あたしお母さんたちと.....続きはこちら→
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