アリス紛失

あの日から毎日寮で過ごしていたらもう11月だ…



しかも最近“アリス紛失”者が出たとか…
ズット引きこもって居た為まったく情報がない。




だから今日は久しぶりに本部に行って話を聞こうかなーと…
多分教えてくれるハズ…



てな訳で(どんな訳とか言わない)
本部に来た訳ですが…
早速、嫌な奴の後ろ姿を見つけた。















「西野…?」



『…げっ』





しまった…
これは不味い



そう思い逃げようと思ったら腕を掴まれた。





『………離せ



「相変わらずつれねーなぁ…」



『だから離せよっ!…ってさり気なく腰に手を回すな!!





バコッッ





『で?何でここにいるの?殿内』



殿「あ?…あぁ仕事が急にキャンセルになってよ」



『ふーん…これからどこに行くつもり?』



殿「…お前が行こうと思ってる所?」



『……とりあえず私に外の事教えてくれる?アリス紛失とか』



殿「……デートしてくれるなら良いぜ」



『………………分かったわ』



殿「どれだけ俺のこと嫌いなんだよ」



『特力の教室につくまでには知ってる事教えなさいよ…』



殿「分かったよ」




















それから特力に着くまでアリス紛失に話を聞いた。



あー…そろそろ私が視た事が現実になろうとしてる…
さぁ…死へのカウントダウンの始まりだ。







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