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〜意味もなく混合〜


いーちゃんと阿良々木くん






「まったく、最近主人公の扱いがなってない気がするね」



「あぁ、それについては大賛成だ。一応なりとも彼女がいる身なのに、ていうか彼女事態が怖い」



「ヤンデレとか?」



「いやな、ヤンデレとかならまだ救いがあったかもだけどアレは真面目に不真面目に面白がって分かっててやってるからタチ悪いっつーか」



「まぁでも一応は愛されてるって事でいいんじゃない?」



「救いがあるとすればそれだけかぁ・・・はぁ、」



「まだ何かありそうだね」



「実はさ、マジなこと言うと
そのファンキーな彼女よりその彼女の百合で腐女子の後輩のが問題なんだよなぁー」



「紹介文のインパクト凄いね」



「超体育会系でそれなりに可愛いくて礼儀正しい無礼者で全力で走ったら体育館の床が抜けるほどの脚力で
BLの小説や漫画をのために全力走り、そして手に入れるのが最近の日常で、
でもでもそんなことより僕の彼女にILOVEYOUでいつの間にか僕のことを慕ってて

―――まぁ、そこはくすぐったいだけで構わないんだけどさ、

…いつの間にかアイツの趣味のやつに加えられててしかも僕の相手がアロハシャツきた金髪のオッサンだぜ?
アイツは僕に何を望んでいるんだろうか…知りたくない一方で知りたいような、
でも知ったら後悔する、絶対っ!」



「………あーなんとなく理解したよぼくの住んでるマンションにもいるもん、魔女」



「いるのか…」



「まぁ、暦くんのところの子程じゃないけどね。
魔女も厄介なんだけど、それ以上にロリコンで変態な野郎とか
自称爽やかお節介笑顔が素敵な殺人鬼とか
何故だかぼくに女装させたがる人類最強の赤い人だとか
その父親の人類で一番駄目な大人、あんな大人にはなりたくないで堂々の第一位を飾れるだろう人類最悪だとかね

…言い出したらキリがないな」



「全くだ」



「あぁ、そういえば阿rara木くん」



「舌巻いた!?しかも間違ってはいないという微妙な線だ!!」



「あーごめん。舌巻いちゃった。次はゆっくり言うよ、
そういえば、あららぎくん」



「平仮名可愛い!!できれば舌っ足らずな感じでお願いします!!」



「君の趣味?」



「趣味ですごめんなさい」



「ちょっとマニアックな気もしないでもないけどまぁいいや
ところで、あ、あー。あら らぎ、きゅ、くん…うー、かんじゃった」



「いーさんってかなりノリいいな、しかも妙に巧い!!100点!」



「You're welcome」



「何故英語!?しかも発音いいなっ!!」



「そんなことより」



「かわされた…」



「なんか凄い勢いで近づいてきてる女の子って、さっき言ってたメメラギ促進してる子じゃない?」



「あっれぇー?僕メメラギだなんてネット用語口にした記憶がないんだけども…って、神原!?」



「わーマジでビンゴかーこれは面倒くさくなりそうだ。
から、ぼくは退散することにするよ。どろんってね」



「賢明な判断かと。じゃ、またいつか」



「明日に会うかもしれないけどね」



「ははっ、かもな」





「実はこの場所教えたのぼくだったり」




この呟きは阿良々木くんには聞こえなかったようだ






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