零+僕←某情報屋 |
やっちまった感溢れるものです。
某情報屋さんが愛を叫びまくりますがこの人についての絡みはここには存在しません。
つーかかなりの当て馬……
……大丈夫な方だけどーぞ。
池袋によく出現する某情報屋さんは両手を広げ、高らかに叫ぶ
「いーちゃん…、ラブっっっ!!!」
「や、欠陥だけは止めといた方がいいぞ」
人間失格こと零崎人識はいきなり叫んだ人間に冷静にツッコミを入れた
「俺はいーちゃんが好きだ、愛してる!」
「人の話聞けよ、そこの全体的に黒い赤目のこのクソ暑い中コートを着込んだ何だか気合いの入ってるにーちゃん」
が、しかし人識のツッコミはどうやら某情報屋さんには聞こえなかったようだ
「だからこそ、いーちゃんも俺を愛すべきだよねぇ…」
「何だその理屈。愛が一方的にもほどがあるぞ」
「ラァブ!!!」
「やっぱ聞いちゃいねえし」
自殺の道にまた一歩踏み出した某情報屋を一応止めた人識も軽くスルーし、また高らかに叫んだ
「………兄貴も兄貴で大分痛ぇけどアンタはそれ以上に痛いな。ビックリしたぜ」
「いーちゃん、ラァブ!!!」
「あ、すいません。愛を叫ぶ某情報屋さんは好みじゃないんです」
「突然の登場だな。いーたん」
「!!!?」
音もなく登場したいーちゃん
ナチュラルに会話する全く驚いていない人識
声も出せないくらいほど必要以上に驚いた某情報屋さん
「しかもピンポイントな好みだな」
「まぁ、ね」
「い、いーちゃんラブ!!」
「ごめんなさい」
「即殺だな。哀れだ」
「さて、零崎。哀川さんが呼んでたよ」
「え、マジか。面倒くせぇなー」
即殺された某情報屋はまるでそこにいなかったかのような扱いに固まり、欠陥製品と人間失格の視界に某情報屋は入っていなかった
哀れ某情報屋。でも同情はしないぞ
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ラァブ!!なんてそんな叫ぶモンじゃないぜ!
私は情報屋よりバーテンさんが好きだ!!
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