何故着続けるんだろうか。まさか、ポリシー!?





いつものことは以下省略
で、ぼくは扉を開けた。




「ただいまー」


「……あ、」




あん?何だよ、この空気は…。
まるでパソコンで兄弟には見せれないものをみていて、それを兄弟誰かに見られたような変な空気。

でも おかしいな・・・。
部屋見てみたけど零崎いないし、少なくとも零崎はパソコンやってない。

ぼくは数分後に起こるであろう事を予想して素早く着替えることにした。
行ってなかったが今日から春休みでぼくは部活から帰ってきた所だ。零崎は部活をしてない筈なので普通はジャージか私服のはず…。








普通なら。





「おーい、零崎ーーあーーーー?」


「っ………」


「あ…ーーーー」


「……………………………」


「なんかーーーー……ごめん」




珍しく私から目をそらした。だってしょうがないじゃん。
だってアイツ、ぐっちゃんのスーツ(上だけ)着て何故かズボンは制服チョイス…
上はグレイのスーツ、下は征服のズボン。学校用の靴下…


うわぁ、にあわねぇえ…




「………」


「………」




マジでにあわねーーよ コイツ




「……………………………」


「ごめん、何かよく分かんないけど妙に悲しそうな顔と真顔を織り交ぜた表情のまま無言で立つなよ」




ぐっちゃんと身長差がある分違和感バリバリだよ。
似合わねーよ。格好悪いよ。




「………………」


「おーい、いーたん?」




しかも目の前に立ち鏡かよ、ファッションショーのヴァージョンアップかよコノヤロー




「…………………………………」


「俺は心読めないけど、何か心の声と台詞逆になってないか?」




ないない




「…………」


「ヘタリア風に言うけど八つ橋破いてくれよ」




破いていいのか?いいのか?じゃぁ 破くぞ。




「マジで似合わねーよ。お前、ぐっちゃんと体格差ある分違和感バリバリだよ似合わねーよ。格好悪いよ。しかも目の前に立ち鏡かよ。ファッションショーのヴァージョンアップかよコノヤロー。しかも、お前「ちょ」何回目だよ「いーた」いつの間にぼくはツッコミに「待って!ストップ!落ち着いて!!!」


「……………」


「……………」





…………あぁん?




「ぼくを落ち着かせたいならまずいつものオシャレ頑張ってる私服を着ろぉおおおお!!!!」




ついついぼくは手に持っていたティッシュ箱を投げつけていた。






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