男の子と女の子の心臓は違うものを食べて動いている意識の泥が化学変化して涙すきまがないとことばはでない私がいなくてもあなたは生きていけるのだから気持ちが飛び出て足元で消えた指先がさびしいあなたとつながって初めて意味をもったどこにでも落ちている感情が唯一の光この世に汚いものなどひとつもないような顔をして浮かんでいたつぶやけば春を呼ぶことばまばたきの隙間から消えていく世界あなたに全てを託しているまだ見えている、だから消えていない