いちゃいちゃ耐久。病みぎゃぐ気味。いろんな物に耐えられる方どうぞ。




携帯の画面を久しぶりに開く。久しぶりと行っても、数時間程しか経っていないその画面に表示された着信件数に、瞳孔が開いた、様な気がした。七件。それも全て、折原臨也から。思わず寒空の広がる宙に、あー、と声を漏れる。やべえな。そう思いながら、一件ごとに入れられた留守電に耳を澄ませれば、案の定酷い有様であった。シズちゃん、寂しい。シズちゃん、いつ帰ってくるの。シズちゃん、まだ帰って来ないの。シズちゃん、寂しい。寂しい、寂しい、寂しいよ。最早此処までくれば病気の域である。何時もの事過ぎて慣れてしまっている俺ではあるが、少々怖いくらいなのは否めない。しかし、しかしだ。何だかんだと言っても、こんな病的な留守電すら可愛いとか愛しい思ってる俺も、またこうして病気で在ることは確かだった。
小さな携帯に入れられた七件全ての留守電を聞き終わってから、漸く、臨也に掛け直す頃には、すでに五分は余裕で越えている。こうしてる間にもあいつはどんどん鬱々としてるのだろうか、なんて思うとやけに唇がニヤけた。だってほら、俺を待ってるとか、可愛いだろ。普通に考えて嬉しいことじゃねえか。そうだろ、いやそうなんだよ。誰に否定されたわけでもないのに、秘めた心中で言い訳を済ませて、やっとの思いで臨也に電話を掛け直す。待ちうたとか、そういうモンは一切ないシンプルな機会音が何度かして、すぐに、途切れたその音にもしもし、と声を掛ければ、すぐに臨也はシズちゃん、と俺を呼んだ。なんだ、この速さ。すげえ笑える。多分。これは俺の予想でしかないが、電話の前で正座して待ってたんだろうな、こいつ。なんて思うと途端に込み上げる甘い甘い愛しさに胸がきゅん、となった。
「シズちゃん、今何処?」
その声に、さあな、と答えたものの、心中は何とも言えない甘さで満たされている。嗚呼、早く抱き締めてやりたい。今すぐにでもぎゅってしてやって、キスがしたい。そうしたら、お前はきっと笑ってくれるんだろう。なんて妄想を膨らませながら携帯を片手に、足早に歩んでいたコンクリートを蹴り急ぐ。けれど、反応が面白いので悟られないように、上がった息を堪えて、少しだけ臍を曲げたような声を出す臨也を驚かせてやろう、と思う。臨也の家(ほぼ俺の家にもなりかけているが)まで、そう距離はない。数十メートル先に見えている自販機の角を曲がってすぐのところだ。この場所からすでに、その高く堂々たる姿を見せているし。あと数分間の臨也の反応を楽しもう、と思った。だが、臨也はすぐに、早く帰ってきて、と強請る。それは電話越しでは在るが、かなり性的だ。例えるなら、人妻にイタ電を掛けたときの性的さに似ている。(実際にかけたことがないので妄想に過ぎないが)急激に、込み上げる下半身の熱は最早中学生並だった。我ながら情けないさと込み上げる興奮はやはり人並みを越えていて、コンクリートを蹴り上げた足は地面を抉る勢いであるのはこの際どうって事はない、と思う。さっさと帰って、このエロ人妻気取った臨也を犯し倒してやろう。そう心に誓って、俺はあっと言う間に到着した、我が家(ではないが)のドアに手を掛けた。
それまで、携帯の向こう側で何の話をしてきたのか余り記憶には残らない。それほど下らない話だったか、それとも湧き上がる性欲が消し去ったか。俺にとってはそれすらも、大した問題じゃなかった。ガチャリ、と開けたドアの前にはすでに臨也がスタンバっていて、俺が玄関に入った瞬間に勢い良く俺に飛びつく。走り幅跳びの勢いだ。俺がこんなんじゃなかったら、すでに後頭部座礁で死んでそうな勢いではあったが、とりあえず抱き止めて、ただいま、と言えば臨也は床から一切足を付かないまま俺にしがみ付いて、うん、と頷く。あー、たまんねえな、まじで。今すぐにでもベッドに直行してヤりたい。ところが玄関から続く廊下のそのまた向こう側、リビングからは、何とも言えないいい匂いが漂っている。飯、か。そうか、食ってからヤれって事だな。臨也は一言も発しないままではあったが、俺はそれを察してやり、引っ付いたままのこいつをぶら下げて、リビングまで歩く。其処に広がった二人分にしてはやけに大きなテーブルの上には、臨也が作ったのであろう温かい(とはあまり言えない)夕食が用意されていた。現在の時刻、まだ7時を過ぎたばかりだと言うのに片方はすでに食べ終わっていて、空に近い。じじいか、てめえは。ツッコんでやりたい。大いにツッコんでやりたいのだが、其処は俺も大人だ。見なかったことにして、とりあえず、席に着いた。別に食べるわけじゃない。食べないわけでもないが、まずはこいつを構ってやらないと。臨也ぁ、と小さく呼んで、漆黒の髪にさらさら、と指先を通す。その拍子に、ぐりぐりと俺の胸に顔を押し付ける臨也に、くつくつ、と込み上げる笑みを露にすると、少しだけ上がった顔が此方を捉えて、まるで突進でもされる勢いで口付けが交わされた。ちゅ、ちゅ、ちゅ。甘ったるい空気と共に押し寄せる臨也の匂い。途端に頭がくらくらして、くしゃり、と撫でた髪を引き寄せて、舌先に吸い付いてやれば、臨也は声を漏らして、更に俺を引き寄せた。
「ん、んちゅ、し、ぅ、っん、ちゃんんっ…」
まるで、もっともっと、と強請られている様で気持ちがいい。要望通り、ねっとり、と唾液に塗れた唇を舐め上げ、ぬるぬるとヌルついた舌先を時には噛んだり時には吸い付いたり、時には擦り付けて舐めると、臨也の身体は面白いほどふにゃふにゃになった。思わず声に出してしまいそうな、可愛い、と言う声を必死になって飲み込んで、今度は顎を伝った唾液を舐め取る。ぺろり、犬のように顔全体を濡らす勢いに臨也は、口にしてとか、シズちゃん、もっとちゅうしてとか、うわ言のように呟いた。ったく、しょうがねえな。とか言いつつ俺のほうがノリノリなのは隠しておくとして、この調子では本格的にヤバい。主に下半身の話なのだが、このままヤりそうな勢いをこいつは分かっているのだろうか。いや、分かってねえ。分かってたら、んなことするわけねえ、よな?臨也君よぉ。なら、尚更分からせるしかねえ。飯は後でも構わない。(臨也の飯は冷めても美味い。正に最近の冷凍食品並みである)夕食が朝食になろうとも、朝までヤってやろうじゃねえか。俺はそう心に誓って、俺に乗り上げたままの臨也のボトムに掌を忍ばせて、本格的にヤバくなった例のソレを臨也のケツに押し付けた。

掌全体で柔らかな尻肉を掴み上げて、左右にくぱり、と開く。割れ目に沿って膨らんだちんぽを布越しの秘密の扉を目掛けて擦り付ければ、すぐさま甘さを含んだ声が赤い唇から溢れ出した。それはもう、大袈裟な程の大音量で、あんあんと。(臨也で間に合ってるので余り見ないが)AVにも劣らないその声に言うまでも無く高まる興奮は、最初から然程持ち合わせていない理性すらも奪い去る。其れによって自ずと垣間見れる本能と衝動は臨也のボトム(下着を含む)を真っ二つに引き裂く結果を導いた。びりり、と大きな音を立てる元ボトム。布切れと化した其れを床に投げ捨てて、現れた尻肉を揉みしだくように掌で吸い寄せる。あー、だか、うー、だか、唸り声を上げる臨也を僅かに鼻で笑いながら、汗ばんだ割れ目に指先を忍ばせ、目指した入口を人差し指の腹で押し上げた。割れ目とは違って、比較的渇いたソコを指で突付き、指全体を押し込んでいく。湿り気も滑りもないその場所。しかし、ナカはとんでもない位熱くて、早く蕩けさせてくれとせがんでいるようにも感じる。俺のエゴで在ることには間違いないが。込み上げる衝動のまま、舌なめずりをし、臨也の軽い身体を持ち上げる。臨也は少しだけ、息を飲むように、ひ、と悲鳴を上げたが、俺にはそんなものを気にする余裕は微塵も残っていなかった。臨也手作りのおかずが並んだテーブルの上に臨也の身体を横たえる。剥き出しの身体と夕飯のおかず。正に異色のコラボレーションは俺の興奮を更に高めて、息を荒くさせた。
「ん、シ、ズ、ちゃ、やだやだ、」
「分かってる、ちょっと待ってろ」
少しだけ離れた身体すら、離れたくないと泣きそうな顔をしながら首を振る臨也。抱擁をせがむ子供のように伸びる指先だけ絡めて握ってやり、はいはい、分かったと、軽くあしらって目の前に晒されている臨也のちんぽを舌先で弄んでやった。ちろり、と先端を舐め上げるだけで、激しい喘ぎ声が漏れる。お前、それマジでやってんのか。と言いたくなる程の音量の其れにぷは、と笑いを零しながら、同時に咥内に溜めた唾液をとろり、と吐き出した。すぐに先走った白濁と混ざり合う液体が、滑る臨也のソレから尻の方へと流れていく。赤ん坊のように広げられた足の間に目を凝らすと俺の角度から、皺の集まりが収縮してるのが丸見えだった。ひくり、ひくり。ゆっくり、と口を開けては開くソコに濡れた指先を擦り上げて押し付ける。そうして、掻き混ぜるように指でナカに円を描けば、すぐにとろとろ、と柔らかく体液を蕩けさせた。さすがに毎日ヤっているだけあって、俺を受け入れる態勢はばっちりである。俺が言うのも何だが上出来なアナルだと、思った。
「臨也、挿入るか?」
そう告げると、臨也の瞳がきらり、と光る。ほんと、分かりやすい奴だな。まあ、そう育てたのは俺だけど。無意識に歪む唇に笑みを浮かべながら、真っ白い脚を持ち上げる。更に露になったケツ穴をべろり、と舐め上げる。激しくヒクついたソコに話し掛けるように、なあ、と首を傾げれば、臨也は、激しく首を上下させた。ほんと、ドスケベにも程があるよな。これだからビッチとか何とか言われんだよ。まあ、実際のところは童貞もいい所だったし、それはそれで、俺を興奮させる要素でしかない。それに、これから一生、こいつは童貞で俺に穴を掘られ続けるんだからな。
よし、準備が出来たところで、臨也のお望み通り早速ナカをぐちゃぐちゃのごりごりに擦ってやろうじゃねえか。…あ、でも、待て、忘れてた。その前に、アレ、言わせねえと。なあ?臨也くんよお。
「臨也、何かいう事あるだろ?何て言ったらいいんだっけか?」
「ん、ぅ、んッ、シズちゃんのちんぽで、おれのスケベな穴をいっぱいぬぷぬぷして、っおれのこと、いっぱい、あいしてっ、ください、っ」

ほら、上出来だろ?






ピンク色の海で溺れたい










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