永遠などあるわけがないと君は嘲笑うのだけどこの世に変わりゆくものしかないのだと言い切れるはずもなくて。
日々、死骸を食らう私達が不殺生など矛盾しか存在しえない。
君が望むなら叶えてあげたいのだけど叶えたところで君が本当に幸せになれるかは甚だ疑問ではあるね。
貴方を愛さなければきっと楽なのだろうけどそれが出来るほど私は利口ではないのです。
君が何を言っても信じないのならば言葉ではなく行動であわらすことにしよう。
いつまでも降り続く雨はまるで君が泣いているようで。
君の良いところも悪いところも愛すから僕の全部を愛してよと言ったら君はこれ以上ないくらい嫌な顔をした。
嫌悪するもの全てを排除すれば安息が訪れるなどと誤解してはいけない。
電撃が走った、なんて言うけれど君との出会いにそんな例えを持ち出すなんて愚かに他ならない。
気の済むまで愛してあげよう。
君と僕が二人で一人ならば僕が偽物で君が本物に違いないわけで。
正直君がいない世界なんて意味がないわけで、でも君が生きろと遺言を残してくれるならそれだけで当面はこのくだらない世界で生きていく意味は見いだせる。
痛々しいくらい真っ直ぐに生きる君は痛々しいくらい歪んで生きる僕と本質的には同じなんだ。
伝えたいことはいくらでもあるのにそれが何一つ正しく伝えられないことがもどかしくて仕方がない。
息を止めて、目を閉じて、耳を塞いで、それでも見えるものがあるとしたら。
そこの道は右折ですが左折したところで人生に大きな影響があるとも思えないので左折するのも悪くないかもしれません。
君のためだけに生きたいのにそれには障害が多すぎるようだ。
君が悲しめば僕は嬉しいし、君が喜べば僕は苛立つ。
金で買えないもの?それ、私の愛のことだね。
平気だと笑う君の手はいつだって震えているけどそんな君だって愛おしく思えてしまうからどうしようもないね。