本に夢中になって気づけば時刻は13時をとっくに過ぎている


「名前、起きて」
「んんん〜…ゃ〜…もうちょっ、…と………」
「もうしょうがないな。もう少しだけだよ」

可愛すぎる君にキスをして布団を掛け直してあげる


「ん…カヲル…一緒に寝よ…」
「今日は昼過ぎから講義があるんじゃなかったかい?」
「……めんどくさい。休む」
「そう。あ、お昼ご飯作ったよ。名前の好きなフルーツも切ってあるよ。ほら、起きて一緒に食べよう?」
「わーーい!!」

ふふ、君はいつだって子供のように無邪気で素直で自分に甘い
だけど、僕はそんな君が好き
君が嫌なことは全て消して、好きなことだけ味合わせてあげる

君は気付いてないだろう?
自由にされているようで、僕に縛られていることに
でもそれでいいんだよ
僕がいなくちゃ生きていけない程甘やかしてあげるよ









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