「軽率すぎないかい?それとも他の男に襲われたいのかい?」
「なに言って…!ひゃっ!」

そう言うと同時に首筋を舌で舐められる

「ちょっと!やめっ、あたしお風呂入りたいんだからっ!」
「そんなにお風呂に入りたいなら、お風呂でしてあげるよ」
「なんでそうなんのっ!!!」

あたしの抗議はスルーされ、かわりに白くて細い腕が膝裏に差し入れられ所謂お姫さま抱っこをされる
「〜〜〜やっ、ちょっ、おろしてっっ!!」
ジタバタと抵抗してみるが全くきいてないようで、軽々と運ばれてお風呂場の浴槽の淵に乗せられる。

浴槽にはお湯がはられていてあたしのズボンがじわじわと濡れていく

「さ…つづきしよっか」
そう言って手が頭にまわされ噛み付くようなキス。状況を把握できないまま性急に舌が割り入ってくる
歯列をなぞられ、舌を絡められる
息が、、できない、

「っふ、…んんっ……はっ」
息をしようと口を開けると声も漏れてしまう

「名前はさ…自覚が、足りなすぎるよ」
「んんっ!!」

裾からぬるりと手が入ってきて下着の上から胸の突起を引っ掻く
口内を弄る舌もよどみなく動き、顎に唾液がだらしなく垂れていく
お風呂場ということもあり、朦朧とするなか響くいやらしい粘着音や、自分の声にあたまがおかしくなりそうだ

そんな声出して、ほんとはしてほしかったのかい?耳元で囁かれてかぁっと耳が熱くなる
羞恥に顔を赤らめているあたしをみてクス、と満足そうに笑う

胸を弄んでいた手が太腿におりてきて舐めるように撫でられる。気持ちいいようなくすぐったいような感覚に身をよじる

そんなあたしを見て「あは、もっとさわってほしい?」
言わなくてもわかってるくせに…
濡れたズボンをずり降ろされ下着越しに秘所を触られる。指で優しく、そこを往復され自分でも濡れていくのがわかる

端からつぷりと指が入ってくる
「すごい濡れてるんだけどこれ、お湯じゃないよね……ほんと名前はいやらしいね」

「っ!あっ、カヲ、…んあっ……やっ」

徐々に指を増やされそれぞれの指が不規則に動かされる。時折いいところにあたってその度に身体が跳ねる

「ぁんっ、んっ、…やぁ……ああっ!」

いいところばかり責められすでに限界がちかい。そんなあたしを見て、

「気持ちいい?でも今日はお仕置きだからね…」と言った途端
「んんっ?!」
ぴちゃっ、という音とともに指が抜かれる

「はぁ、…はっ、……ふぅ…カヲ…ル…?」
意味が分からず、肩で息をしながらカヲルを見る








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