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ミーの家族
1年C組 フラン

ミーの家はとてつもなくでかいです。どこぞの城をイメージしたそうですが、はっきり言って移動が大変なので面倒なんです。時間のある時は歩いてゆっくり行きますけど、急いでいる時は走っての移動になりますよ。あ、でもこの間四番目の兄さんがスケートボードで移動してたので、ミーはローラースケートで移動する事にしました。

まぁ我が家の事情はいいとして、さっそくミーの家族を紹介しようと思います。

父・ザンザスは、ボンゴレの社長でとっても偉いそうですが、かなりの暴君です。
三男のスクアーロ兄さんと喧嘩する事がしょっちゅうありますが、あれは喧嘩なんてレベルじゃない気がします。この間はスクアーロ兄さんの頭にグラスを投げていました。ちょっとした虐待です。逮捕されても知りませんよー。でも怖いので何も言いません。だってミーは我が身が大事ですから。

母・アレッダは常にやる気0で無気力です。なので、ミーは母さん似だとよく周りから言われます。そんな母さんは父さんと大恋愛をして結婚したそうです。前に、長男が二人の馴れ初めを聞いて号泣したと言っていました。まぁ、機会があれば聞いてみますかー。

長男のルッスーリア兄さんはオカマです。でも見た目は凄く男らしいです。そんな兄さんは有名な人だと母さんが言っていたので、多分そうなんでしょう。ルッスーリア兄さんはよく兄さんじゃなくお姉ちゃんと呼べって言いますが、絶対に呼びたくないですー。

次男のレヴィ兄さんは、父さんの下で働いています。秘書のような物だと兄さんは言っていますが、あれはどう見ても雑用だと思います。そんな事にも気付かないなんてレヴィ兄さんってバカですよねー。そんなバカな兄さんでも、尊敬する所はあります。
まぁ、柄じゃないから言いませんけども。

三男のスクアーロ兄さんは喧嘩番長です。昔からかなりヤンチャをしていたらしく、小さい頃はよくミーやベル兄さんに喧嘩のやり方を教えていたそうです。ミーは全く覚えていません。けど、スクアーロ兄さんは根っからの不良ではないです。よく母さんの買い物の手伝いをしているのを見掛けます。雨に濡れた捨て猫を拾ってくるヤンキーに世の女性は弱いんですよねー。

四男のベル兄さんは、この学校の三年生です。何とかって言う事務所に所属する売れっ子モデルらしいですが、家ではただのワガママ王子です。お前の物は俺の物。俺の物は俺の物っていう某ガキ大将みたいな性格で、とっても嫌な奴なんですよねー。あの性格はどうにかしてほしいものですー。

五男のミーはどこにでもいる普通の中学生。

末っ子のマーモンは、まだ赤ん坊です。産まれた時におじいちゃんからペットを買ってもらってましたが、ペットなんかより金がいいと呟いていました。今の子供ってほんと子供らしくないですよねー。

最後にペットのゴーラ・モスカは、さっき話した末っ子のマーモンが産まれた時に我が家に来たでっかいロボットです。モスカは父さんにしか懐きませんが、よく掌にマーモンを乗せているのを目撃します。レヴィ兄さんは父さんを取られまいと敵視していますが、モスカは完全に無視です。賢いペットだなー。

以上、ミーを含めた八人+一台が、ミーの家族です。



五男の作文より
(えー、書き直しですかー?)(当たり前だぁ!もっとましな事書きやがれぇ!)(いいじゃん。俺はいいと思うよ)(さすがは母さんですねー)(この似た者親子がぁ…!)





作文だからフラン特有の喋り方はあまり入れなかったけど、これじゃ誰が喋ってんのか分かんなくなった。



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