08/19 01:05 薄桜鬼 沖田土方





*総司の右腕的な男装っこ。労咳もち。
狂ってはないけど歪みはあるかな?薄暗めなお話。




「まーた昼間っからお酒飲んでんの?」

『総司か‥。』

「僕以外に誰がいるのさ。酒狂い。」

『いや、ほら土方さんが隊務中に何呑んでんだ!って来るかと。』

「あー、それはありそう。」

『だろ?あの人俺が酒飲むの本気で止めさせようとしてるからさ。』

「‥‥。」

『?どうした?』

「土方さんじゃないけどね、僕も名前はお酒止めた方がいいと思うよ。一日に五瓶飲むのは体に良くないし。」

『なに?心配してくれてんの。』


「僕は、自分を大事にしない子は嫌いだよ‥。」

『酒くらいで随分大袈裟だな。』



「巡察でも名前はいつもそうじゃないか。一人で突っ走ってさ。まるで‥。」
『死にたがってるみたい?』

「‥‥。」


『死にたがりは嫌いなの?総司。』

「当たり前でしょ、僕のお気に入りが減っちゃうじゃん。」

『子供みたい。‥ならさ、俺が望んだときは総司が俺を殺してよ。ね。』

「‥気が向いたら、ね。」





*同夢主。土方ver.


「お、前‥。その血は労咳じゃねぇのかよっ!?」

『ひじっ、か‥たさん。間の悪い鬼だなぁ。』

「何で言わなかった!?こんな事になってんなら何時も通りな態度でいんなっ。」

『何時も通りってなんですかね?もう俺、一年はこんな感じでしたよ?土方さんの言う普通が本当に俺の普通なのか、確信はありますか?』

「!‥今は言葉遊びは良い。早く医者に看てもらってどっかで療養でもし‥『それは嫌だ。』

『俺は総司の相棒だ。死ぬ瞬間まであいつの側から離れはしない。総司に貰った命、消える寸前までアイツのものなんだ。』

「‥‥。」

『もし、黙っていてくれないのならその命‥。』

「わーったよ!勝手にしろ!どっちみちお前がいなきゃ総司の手綱は引けねぇしな。」

『あ、りがとうございます。』

「何だその片言な礼は。」





*総司ver.


『総司‥。』

「どうしたの?改まって。」

『消えませんよね?』

「え‥?」

『俺を置いていかないで下さいね。』

「‥‥。」

『何処かに行くなら連れてって下さい。何か命を賭けるなら俺にも賭けさせてください。死ぬなら、‥俺も殺して下さいね。』

『総司がいらない俺は、俺では無くなるから。』




てなかんじで。恋愛にまで発展するのか、主従関係で終わるのかわからんけど。





 



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