「薄いのと普通のどっちがいい?」

『なるべく薄いの』

「んじゃこれか、おい匂い付きとかあんぞ」

『やだよ、きもちわるい』

「何がだよ」

『匂いする意味が分からない』

「まあな、んじゃこれでいーか」

『もう何でもいいから早くしてよ』

「このさー」

『うん』

「1000とか2000とかって表記されてんのどういう意味なんだろうな」

『え、知らないの?それ値段だよ』

「え、そうなん」

『ほら、これ1000だから千五十円でしょこっちは2000だから二千百円』

「うぉ、本当だ」

『知らなかった?』

「あぁ、つーか待て…なんでお前知ってんだよ」

『えぇ?普通に、買ったら分かるじゃん』

「普通に買うなよ、女が」

『いや私が買ったわけじゃないけど…あ、』

「あぁ?んじゃ一体どこのどいつと買いに来たんだよ」

『…そ、それは秘密だよ』

「あぁ゛?」

『…(やべ、口が滑った)』



強制終了/修兵さんは女の子に合わせてくれますきっと/220522
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -