『王様だーれだ!』
「うわ、ハズレたー」
『銀ちゃんも?あたしもハズレだー』
「わしもハズレぜよー」
「ハハハ悪いな、今回の王様は俺だ」
『うわー、ヅラかよー』
「…(俺またハズレ)」
『高杉当たらんねー』
「運がねぇんだよ」
『で、命令はー?』
「よし、じゃあ2番がモノマネだ」
『あー、あたしだ』
「お〜やれやれ!」
『んじゃいっきまーす!みんな当ててね』
「クイズ式なのかよ」
「どれどれ」
『マヨネーズが足りないんだけどォォォォオ』
「「「「あぁ土方」」」」
『はい正解』
「完成度たけぇーなオイ」
『それ本人にも言われた』
「見せたのか」
『いや見られた、んで思っくそしばかれた』
「…」
『んじゃ引き続き、王様だ〜れだ!』
「おま、早ぇよ!出遅れたわ」
「あ〜またハズレぜよ〜」
「む、俺もだ」
『ガガーン、あたしも〜』
「ちょ、待て待て、つー事は」
「やべぇ…俺、当たった」
「嘘だろマジかよ高杉」
「高杉良かったきにー」
『良かったね高杉!』
「おぉ(照)」
「おめでとう高杉」
「めでたいな」
「何か俺も自分の事のように嬉しいわ」
『高杉〜アンタってやつは本当にもう!』
「奇跡じゃのー」
「いや〜本当に、神様っていんのな」
「そうだな」
『シャンパンでお祝いしなきゃね』
「よし、買いに行くか」
「あ、俺も行くわ」
「わしも」
「俺もゆくぞ」
『んじゃみんなで行こー』
「高杉、お前は何が飲みたいんだ」
「ビール」
「よし任せろ」
「ちょ、お前ら」
「あ〜大丈夫だ高杉、お前はゆっくりしてろって、俺達が買って来てやっから」
『そうだよ高杉〜』
「気にするでない」
「んじゃすぐ戻るから待ってろよ〜」
「じゃあな高杉」
『バイバイ高杉〜』

バタン

「…俺の命令は?」



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