「ダメだなぁ。このエメルはダメだ」
そうナナシは笑った。くつくつと笑うナナシの前にキラキラとした光が現れ、収束し、そこに少女が一人現れた。
「なんだよ、そう睨むなよアイテル。俺は忠告したんだぜ?でもそれを無視して飲まれて暴走しているのはあいつの勝手さ」
なあ、アイテル?
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